英語で「恐ろしい」、「恐ろしく」などを場面別に表す60選 | Winner's English - 勝負する英語

英語で「恐ろしい」、「恐ろしく」などを場面別に表す60選

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「恐ろしい」気持ちや「怖い」体験は誰でもします。そんな時、英語で「恐ろしかった!」をどのように伝えればいいでしょう?

まず、日本語では「恐ろしい」「怖い」は異なます。例えば、「その恐ろしい意見を聞いて怖くなった。」のように、「恐ろしい」の方が客観的なのです。また、日本語では「恐ろしく賢い人」と言った時に、「程度がはなはだしいさま」「ものすごい・驚くほど」というニュアンスを表せます。英語でもそれに当てはまる表現があります。

こちらもどうぞ→「怖い!」を始め、「怖さ」にまつわる英語を70選

更に、「恐る恐る」「恐れ入ります」、「恐らく」も日本語ではよく使いますが、果たして英語ではこれら全部どのように言うのでしょう?

本日は、そんな表現をネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が英語で言う「恐ろしい」、「恐るべき」、「恐る恐る」、「恐れ入ります」、「恐らく」を60選紹介いたします!「恐ろしい」と思ったらこれらを使ってみましょう!


(1) 「ひどい」気持ちを表す英語の「恐ろしい」
(2) 「凶悪さ」を表す英語の「恐ろしい」
(3) 「程度がはなはだしいさま」を英語で表す「恐るべき」
(4) 何かを「恐れる」時に使う英語(「怖い」思いと重なる)
(5) 「恐る恐る」を英語で表す
(6) 「恐れ入ります」を英語で伝える
(7) 「可能性」を英語で表す「恐らく」

(1) 「ひどい」気持ちを表す英語の「恐ろしい」

dreadful
frightful
ghastly
horrendous
horrible
horrid
horrifying
terrible
ugly

使い方の例:
What a horrible/frightful story!
「なんて恐ろしい話だ!」

She was married to a terrible/horrible man.
「彼女は恐ろしくダメな男と結婚していた。」

Apparently, he was in a terrible/horrible accident.
「彼は恐ろしい事故にあったらしい。」

I had a horrifying/dreadful experience last week!
「先週、恐ろしい経験をしたよ!」

I made a ghastly/horrendous mistake in my report!
「レポートに恐ろしい間違いをしてしまった!」

He sustained ugly/horrid injuries.
「彼は恐ろしい怪我を負ったらしい。」

(2) 「凶悪さ」を表す英語の「恐ろしい」

barbaric
ferocious
fierce
furious
intimidating
menacing
savage
terrifying
threatening
vicious

使い方の例:
She expressed  furious anger at him.
「彼女は彼に激怒した。」

He was attacked by a savage/ferocious pack of dogs.
「彼は凶暴な犬の群れに襲われた。」

The competition is fierce/ferocious/vicious in this business.
「この業界の競争は激しい。」

The president condemned this barbaric/savage act.
「大統領はこの野蛮な行為を強く非難した。」

He faced a fierce/terrifying adversary in this match.
「彼はこの試合で手強い相手と戦った。」

He looks really threatening/menacing/intimidating with those sunglasses.
「彼がサングラスをすると威嚇的に見える。」

(3) 「程度がはなはだしいさま」を英語で表す「恐ろしい」

awesome
こちらもどうぞ→
オーサムを始め、「素晴らしい!」気持ちを英語で表す90選
appalling
astonishing
astounding
challenging
daunting
deadly

formidable

furious

surprising
staggering
tremendous

使い方の例:
He is astonishingly cleaver.
「彼は恐ろしく賢い。」

His lack of common sense is appalling.
「恐るべき彼の常識のなさ。」

He saw a formidable/an awesome talent in his student.
「彼は自分の生徒のもの恐るべき才能を見抜いた。」

The hurricane hit the city with tremendous/astonishing force.
「恐るべき勢いで竜巻は街を襲った。」

The athlete can hit the target with deadly precision.
「選手は恐るべき正確さでターゲットを当てた。」

That project was daunting/challenging!
「恐るべきプロジェクトだった。」

Her scientific discovery was astounding/astonishing/surprising/staggering.
「彼女は恐るべき科学発見をした。」

She ran at a furious pace to catch the train.
「電車に乗るため、彼女は恐るべき速さで走った。」

(4) 何かを「恐れる」時に使う英語(「怖い」思いと重なる)

I fear/dread (tomorrow’s exam).
I’m anxious about (tomorrow’s exam).

「(明日のテスト)を恐れている。」

I’m fearful/frightened/terrified/afraid of (my boss’s criticism).
「(上司の批判)を恐れている。」
fearful/frightened/terrified /afraid of~は「普段から・一般的に恐れている」という意味です。

He has a fear of (water).
「彼は水恐怖症である。」

I was frightened by (your action).
(You) frightened me (with your action).
「(あなたの行動)が恐ろしかった。」
frightened by~frightened of~と少し異なって、「ある体験をした恐怖」を表します。

I fear for (my career).
「(将来のキャリア)が心配だ。」

I’m frightened that (the project wouldn’t be successful).
「(プロジェクトが成功しない)ことを恐れている。」

I’m so frightened (right now)!
「たった今、ものすごい恐怖を感じている!」

I’m frightened/afraid to (stay here).
「(ここに残る)のを恐れている。」

(5) 「恐る恐る」を英語で表す

(He) tentatively (stated his opinion).
(He) ventured (an opinion).
「(彼は)恐る恐る(意見を述べた)。」

He timidly/ tentatively (raised his hand in class to ask a question).
「(彼は)恐る恐る(質問をするため、授業中に手を挙げた)。」

(The child) cautiously/gingerly/prudently/fearfully (approached the animal).
「(子供は)恐る恐る(動物に近づいた)。」

(6)「恐れ入ります」を英語で伝える

※これらのフレーズはフォーマルなシーンでよく使います。

I am (terribly, awfully) sorry to say this, we are fully booked tonight.
「恐れ入るます。今晩は満席です。」

I’m afraid you are in my seat.
「恐れ入りますが、そこは私の席です。」

Sorry to trouble/bother you but could you help me carry these boxes?
「恐れ入りますが、その箱を運ぶのを手伝っていただけますか?」

Sir, I’m afraid I must ask you to leave.
「お客様、恐れ入りますが、店の入場をお断りさせていただきます。」

※基本的にはI’m sorryI’m afraidを使いますが、下記のお願いの仕方でも十分丁寧です。

Would you mind sending us the information?
「恐れ入りますが、情報を送っていただけますか?」

Would you please hold the door for me?
「恐れ入りますが、ドアを押さえていただけますか?」

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(7) 「可能性」を英語で表す「恐らく」

I’m afraid it’s going to rain tomorrow.
「恐らく明日雨降るでしょう。」

He perhaps/probably got lost on the way here.
「恐らくここに来る途中、彼は迷子になったのでしょう。」

That might be the truth.
That’s the truth, for all I know.

「それは恐らく真実でしょう。」
For all I knowは「私の知る限り」、「私が持っている情報に寄れば」という意味になります。

He will (very) most likely come back from his trip tomorrow.
「恐らく、彼は明日出張から戻るでしょう。」

It’s possible that  he didn’t get the message.
I think he didn’t get the message.

「恐らく彼はメッセージを受け取ってないですね。」
I thinkは「はっきりしない」時や、「確かではない」時によく使います。


日本語の「恐ろしい」「怖い」の意味が重なることはあっても、使い方によってはニュアンスが全く変わります。

そして使い方の数が多いです!それに合わせた英語の「恐ろしい」は沢山ありましたね。このようにまず母国語でちゃんと単語や表現を理解しするのは、英語で上達するためには重要です。

今後、上記のような「恐ろしい」シチュエーションにあったら日本語から訳さず、ここで紹介された英語の単語やフレーズを使いましょう!

Don’t fear new things! (「新しいことを恐れずに!」)

Thank you for reading till the end! See you next time!

※このブログの内容は、読者の英語のレベルを問わず紹介されています。場面をイメージして、その場面に一番適したフレーズを覚えてみてください。すべてを覚える必要はありません。自分に一番合う表現や単語から始めてみてください。

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