日本の接客用語の中で、「いらっしゃいませ」はお客を歓迎する、店内に迎え入れる為の言葉があります。日本では、あいさつ表現として定着していますが、元は客を店に呼び込むために用いられた表現でした。
基本的に「いらっしゃいませ」は英語でWelcome!で、ホテル、売店や飲食店などで通用します(お寿司屋さんの「いらっしゃい!」は日本語のままでいいと思います)。ですが、お客に対して心をこめて歓待や接待をする際の日本の「おもてなし」をもう少し英語で伝えたい場合は、その後に場面に合わせた一言を付け加えるのが効果的だと思います。
本日は、場面別で接客をする時の英語の「いらっしゃいませ」36選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。ホテル業、アパレルショップや飲食店でお仕事をされてる方必見です!
1. ホテルや旅館で使う「いらっしゃいませ」
2. 飲食店やレストランで使う「いらっしゃいませ」
3. アパレルショップや売店などで使う「いらっしゃいませ」
1. ホテルや旅館で使う「いらっしゃいませ」
Welcome to Sirius Hotel, sir. May I have your name please?
「お客様、Sirius Hotelへようこそ。お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
Welcome to the Plaza Inn. Will you be checking in, sir?
「いらっしゃいませ。プラザインへようこそ。チェックインされますか?」
It is our pleasure to welcome you to The Plaza Hotel.
「いらっしゃいませ!The Plaza Hotelへようこそ。」
Thank you for choosing our hotel. We are delighted to have you as our guest.
「いらっしゃいませ。この度は当ホテルをご利用いただき誠にありがとうございます。」
Welcome to Shizuka. My name is ______. I am the landlady of the house.
「いらっしゃいませ。『静』へようこそ。女将の____と申します。」
Welcome to Shizuka. Where are you visiting from today?
「いらっしゃいませ。『静』へようこそ。今日は、どちらから廻られたんですか?」
Good afternoon. We are happy to welcome you to our inn.
「いらっしゃいませ。皆様のお越しを心よりお待ちしております。」
Welcome to our Inn. We hope you enjoy your stay with us.
「いらっしゃいませ。ご滞在をお楽しみいただければ幸いです。」
Thank you for staying at our inn. Please make yourself at home.
「私たちの旅館にお越しいただきありがとうございます。ゆっくりくつろいでいってください。」
Good afternoon, ma’am. Could I have your name please?
「いらっしゃいませ、お客様。お名前をお願いいたします?」
Good afternoon, sir. Are you checking in?
「いらっしゃいませ。チェックインされますか?」
Good afternoon, madam. Would you like me to carry your baggage?
「いらっしゃいませ、お客様。荷物をお運びいたしましょうか?」
Good afternoon Mr. Johnson. We’ve been expecting you.
「いらっしゃいませ、ジョンソン様。お待ちしておりました。」
Hello, sir. Please fill out the registration form.
「いらっしゃいませ、お客様。登録フォームにご記入願います。」
Welcome back, Ms. Johnson. How was your trip?
「おかえりなさいませ、ジョンソン様。旅はいかがでしたか?」
2. 飲食店やレストランで使う「いらっしゃいませ」
Welcome to Sergio’s Pizzas. Here are your menus. I’ll be back to take your order.
「いらっしゃいませ。Sergio’s Pizzasへようこそ。こちらがメニューです。また後ほどご注文を伺いに参ります。」
Hello, welcome to Lento’s. Can I get your name?
「いらっしゃいませ。Lento’sへようこそ。お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
Good evening. Would you like me to take your jackets?
「いらっしいませ。コートをお預かりしましょうか?」
Good evening. Do you have a reservation?
「いらっしゃいませ。予約はありますか?」
Good evening Mrs. Johnson, Mr. Johnson. Welcome to the Summer Inn Restaurant.
Would you like to join us for an aperitif at the bar or head straight to your table?
「こんばんは、ジョンソン様。 サマーインレストランへようこそ。先にバーで食前酒を楽しまれますか、それともテーブルへ直接案内いたしましょうか?」
Welcome! How many are in your party?
「いらっしゃいませ。何名ですか?」
※この場合、partyは「集まり」、「一団」と言う意味になります。
Welcome to Leon’s. I’ll show you to your table.
「いらっしゃいませ、Leon’sへようこそ。お席まで案内します。」
Welcome to Ichi. Right this way please.
「いらっしゃいませ。Ichiへようこそ。こちらへどうぞ。」
Thank you for coming today! Would you like to start with a drink?
「いらっしゃいませ、本日はお越し頂きありがとうございます!まずは食前酒からいかがでしょうか?」
It’s my pleasure to welcome you to Jyubei. My name is _______. I am the proprietress of this establishment.
「料亭『ジュウベイ』へようこそ。この料亭の女将の_____と申します。」
※proprietressは料亭の経営者でもあります。料亭の女将はhostessとも言います。
Hi, I’m Tom. I will be serving your table this evening.
「トムと申します。今夜はテーブルの担当をさせていただきます。」
Hi, I’m Buddy. What can I get you?
「いらっしゃい、バディーです。ご注文どうぞ。」
新!ひとりではできなかった?[ライザップ]他のジムとはここが違う。
3. アパレルショップや売店などで使う「いらっしゃいませ」
Hello, are you looking for anything specific?
「いらっしゃいませ、特に何かお探しですか?」
How are you, sir? May I help you?
「いらっしゃいませ。お手伝いいたしましょうか?」
Hello, ma’am. Is there anything I can help you with?
「いらっしゃいませ、お客様。何かお手伝いできることはありますか?」
Can I help you ma’am?
「いらっしゃいませ。お手伝いしましょうか?」
Can I help you find something ma’am?
「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」
Hello, how may I help you today?
「いらっしゃいませ。今日はどのようにお手伝いいたしましょう?」
Welcome to our shop. Please feel free to look around.
「当店へようこそ。ぜひご自由に見ていってください。」
Thank you for visiting our shop. My name s AJ. I will be more than happy to help you.
「当店をご利用いただき誠にありがとうございます。私の名前はAJです。喜んでお手伝いさせていただきます。」
Good afternoon, would you like to try that on?
「いらっしゃいませ、そちらを試着してみますか?」
The Takeaway(要点):
ホテル、飲食店やアパレルショップなどで英語でお客を歓迎する、店内に迎え入れる際に使う表現はWelcome!をよく使いますが、より「おもてなし」の気持ちを込めるには少し物足りないかもしれませんので、ワンフレーズを付け加える事をお勧めします。
また、場面や職業によって、顧客に合わせたワンフレーズを沢山紹介しましたが、その店の雰囲気や質によって使い回すことができます。ホテル業、飲食店やアパレルショップで働いている方はこれらの表現を是非使ってみましょう!
本日の記事では紹介しませんでしたが、自分の家にお客さんを招く際はWelcome!の後に、Please come in! Make yourself at home.などの表現があります。そして、Would you like something to drink?と聞くことが多いです。
Thank you for visiting my blog reading this article until the end! I hope you enjoyed reading it!