英語のsalt「塩」は「生命に必要な豊富に含まれている物質」が元の意味です。最近は、「減塩」と言う単語をよく買い物をしている時に見かけたり、テレビで耳にしますが、「塩」は体温を上げたりする健康に欠かせない成分です。料理をする際も、食品を塩漬けにすると脱水や防腐ができます。外国でも食材の保存に使われます。日本では特に食材を塩漬けにしたり、魚の塩焼きを良く召し上がります。
saltの語源を調べてみると、世界中で昔からの「塩」の重要さが理解できます。イタリアのsalami「サラミ」、フランスのsalade「サラダ」もsaltが関係しています。また、英語のsalary「給料」もそうです。特にsalaryは「兵士が塩を購入するための手当」や「塩の販売による年間収入」と言う意味だったそうです(ローマ帝国の兵士はお金の代わりに時々塩が給料だったそうです)。Take it with a grain of saltというイディオムもよく使います。
この様に、「塩」は大昔からの貴重な成分なのです。すると、saltに関連する英語の表現やイディオムも数多くあります。
本日は、salt「塩」とsalary「給料」に関係する表現37選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が解説します。