英語の会話になると「日本人は反応が薄い」と言われたことがありますか?私も大学や会社で教えているとそう感じることが多いです。特に大人数の前では、より静かになる様な気がします。日本では「うん、うん」とうなずきと相槌で済ますこともできますが、「そうなんですね!」、「本当に!」、「そうだよね!」なども使います。この様な反応は英語でも沢山あります。
日本人のボディーランゲージと表情は極めて外国人の方からは読み取りづらいのです。外国の友人からよく言われますが、何らかの英語の言葉を口に出して反応を見せないと「理解しているのか?」や「何が問題なの?」と思ってしまうそうです。また、すぐに答えられなくても、黙っているより考えているということをアピールしたほうがいいです。それによって考える時間を稼ぐこともできます。
そして、英語で強い反応を表すための簡単な方法もいくつかあります。例えば、What a~やThat’s~を使います。決してオーバーリアクションではないので、これらもついでに覚えて使ってみましょう!
本日は、英語の会話や会議で2.1秒の反応を見せるための表現を、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、96選紹介いたします!2.1秒という数字が鍵です!
(1) 基本的な英語の反応
(2) 考えている様子を見せるための反応
(3) How+形容詞を使った強い英語の反応
・ポジティブな反応
・ネガティブな反応
(4) What+名詞を使った強い英語の反応
・ポジティブな反応
・ネガティブな反応
(5) That’s+形容詞を使った強い英語の反応
・ポジティブな反応
・ネガティブな反応
(6) That’s〜を使った強い反応
・ポジティブな反応
・ネガティブな反応
(7) その他の反応の仕方
(1) 基本的な英語の反応
I see.
「そうですか。」
Okay.
Right.
Yes.
「はい。」
I understand.
Sure.
「分かります。」
(Yes,) exactly!
「その通りです。」
That’s very/so true.
Without a doubt.
Without a question.
「確かにそうですね。」
I suppose/guess (you’re right).
I suppose/guess so…
「(まあ)、君が正しいかもね・そうかもね。」
Of course.
Indeed.
Certainly.
By all means.
Naturally.
Definitely.
「どうぞ。」
※許可する時によく使います。「よろしいですか?」と聞かれたらこれらを使いましょう。
Ah!
Ah! I see.
「ああ。」
※驚き、何かを理解した時、または辞任した時に使います。この時、声のトーンが大事です。
Oh!
「おっ!」
※驚き、がっかりした時、怒り、幸せなどの時に使います。この時もやはり声のトーンが大事です。
Oh?
(Oh?) Really?
「え?本当?」
※疑い、疑問に思った時に使います。トーンを変えると「マジで?」というニュンスにもなります。
Uh huh.
「うん。」
※英語版のうなずちです。
Aww…
「まあ(可愛らしい)。。。」
※何かが可愛いと思った時や愛くるしい時に使います。
How so?
How come?
How’s that?
「これはまたどうして?」
(2) 考えている様子を見せるための反応
Umm/Uh…
「えーっと。。。」
※迷った時に使います。
I don’t know. However…
I’m not sure. However/But…
「それはどうかな。しかし、。。。」
I’ve never thought about that but…
「それは考えたことがなかった。しかし、。。。」
(Hmm,) let me think…
「えー、少し考えさせてください。」
※すぐに即答できない時に使います。
Well…
「そうですね〜。。。」
(Well,) I mean…
「(えーっと)、つまり。。。」
(Well,) you see…
「(う〜ん)、ほら。。。」
(Well), here’s the thing…
「(つまり)こう言うことです。。。」
(Oh,) basically…
「(お、)要するに。。。」
(Ah,) actually…
「(ああ、)実は。。。」
自分の意見を言う前に考える時間を稼ぐための例:
Hmm, let me think…Umm…Well, you see…Uh…Basically, in my opinion…
(3) How+形容詞を使った強い英語の反応の表現
ポジティブな反応
How interesting!
「それは面白いですね!」
How nice!
「それは素敵ですね!」
How wonderful!
「それは素晴らしい!」
How surprising!
「それはびっくり!」
How about that!
「それは驚いた!・どんなもんだい!」
How awesome is this?!
「これは凄くない!?」
How cute is this?!
「これ可愛くない!?」
How cute!
「可愛い!」
ネガティブな反応
How awful!
How terrible!
「それはひどいね!」
How frustrating.
「イライラするね。。。」
How sad…
「なんて悲しいの。。。」
How disappointing…
「それはがっかりだね。。。」
How bad is it?
「どんな状態?」
※「どの位ひどいですか?・深刻は?」という意味になります。
(4) What+名詞を使った強い英語の反応
ポジティブな反応
What a story!
「凄い話だね!」
What a guy!
「凄い人だね!」
What a beautiful day!
「素晴らしい天気だね!」
What a speech!
「素晴らしい演説だ!」
What a show!
「素晴らしいショーだ!」
ネガティブな反応
What a story…
「ひどい話だね。。。」
What a day!
「大変な一日だった!」
What a mess!
「なんてこった!」
※本来は「ものすごく散らかってるね!」という意味です。
What a disaster!
「飛んだ失敗だよ!」
※「災害だよ!」という意味です。
(5) That’s+形容詞を使った強い英語の反応
ポジティブな反応
That’s great/awesome/fantastic/good/great/wonderful /splendid/amazing!
「それは素晴らしい!」
That’s beautiful!
「綺麗だね!」
That’s surprising!
「それは驚きだね!」
That’s impressive!
「お見事!」
That’s unbelievable!
「信じがたいね!」
That’s nice.
「それはいいね。」
Aww that’s cute.
「可愛いらしいね。」
注:一般的には「可愛いね」という意味ですが、皮肉なトーンとしても使うことが多いです。例えば無駄な努力を貶す時などに使います。
ネガティブな反応
That’s horrible/terrible!
「それはひどい!」
That’s disgusting!
「胸が悪くなる!」
※「おえっ!」となる様な気持ちです。
(6) That’s〜を使った強い反応
ポジティブな反応
That’s what I call a show!
「こういうのを本当のショーというものだよ!」
That’s a beautiful dress!
「なんて綺麗なドレスなの!」
That’s good/great/wonderful/splendid news!
「素晴らしい報告だね!」
That’s a great story!
「素晴らしい話だね!」
That’s an incredible story!
「信じられない話だね!」
ネガティブな反応
That’s a shame.
That’s too bad…
「それは残念ですね。」
注:That’s SO bad!は「それは酷いね!」と言う意味です。
That’s so sad…
「とても悲しいね。。。」
(7) その他の反応の仕方
Congratulations!
「おめでとう!」
What fantastic/good/great/wonderful /splendid news!
「素晴らしい報告だね!」
What terrible/horrible/awful news!
「素晴らしい報告だね!」
What the hell?
「一体何事?」
I’m glad to hear that!
「それを聞いて嬉しいよ!」
I had no idea!
「知らなかった!」
Wow!
「すごい!」
Unbelievable…
I don’t believe this…
「信じられない。。。」
I can’t believe that!
「信じられない!」
This is such a nice surprise!
「これは驚いたね!」
Oh my gosh!
Oh my goodness!
OMG!
「えー!」
※驚き、喜び、がっかり感、悲しさなど、色々な感情を表せます。goshはGodの代わりに使われる婉曲な単語です。
The takeaway(要点):
これらの英語の表現を使うだけで「日本人の反応は薄い」と言われることはなくなると思います。黙っていては何も起きないので、本日紹介しました表現を使ってみてください。最初は不自然に感じても、だんだん慣れてきます。
コミュニケーションの60%近くはボディーランゲージだと言われています。ボディーランゲージが読み取りづらい日本人にとって、口に出した反応は重要です。表現の中には、考える時間を作ることのできるものもありました。とっさに英語の質問に答えられなくても、Well…などを使って時間を稼ぎましょう!
英語の会議、授業、あらゆる場面で反応を見せて自分の存在感を高めましょう!強い感情も忘れずに、恥ずかしがらずThat’s~!やWhat a~!を使ってみましょう!
Thanks for reading until the end! That’s all for today!