英語のお願いと断り方・返し方100選|favorの全て

Anime-style illustration of a person saying "I have a huge favor to ask!" with hands pressed together in a pleading gesture

“Can you do me a favor?”

筆者がアメリカで暮らし始めた頃、この一言が言えずに困った経験があります。 フランス語では “Tu peux me rendre service?” と自然に言えるのに、 英語になった途端に言葉が詰まる。お願いすること自体への恥ずかしさではなく、 「失礼にならないか」「重すぎるか」という文化的な不安でした。 実は、英語でお願いをするには「技術」があります。 断られた時のリカバリーを準備しておく。カジュアルな場面では “Can you do me a solid?” のようなスラングも使える。 そして何より、断る時は曖昧にしない—— 日本人の「ちょっと…」は英語圏では「YES」と受け取られることがあります。

英語で人にお願いをする時は次の手順を使ってみましょう:
✅ Step 1. お願いの告知をまずする (相手の状況や機嫌などを伺うため)
✅ Step 2. 状況を説明してからお願いをする (なぜお願いをしているのかを手短く、簡単に説明)

本日は、英語でfavorをお願いする表現・断り方・返し方100選を、 講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで 異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。

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(1) お願いの告知をする
(2) やや大げさなお願いの仕方
(3) 小さなお願いをする
(4) 相手の対応が難しそうな場合に付け加える一言
(5) お願いされた時の返し
・手伝える場合
・手伝えなさそうな場合
(6) お願いをするスラングでお願いする
(7) スラングでお願いする
(8) 断りのリカバリー表現
(9) ビジネスでのお願いの仕方
(10) 「お願い」を日本語・フランス語・英語で比較🇯🇵🇺🇸🇫🇷

(1) お願いの告知をする

Kaz
Kaz

英語でお願いをする時、最初のステップは「告知」です。 いきなり “Can you drive me to the airport?” と言うのではなく、 まず相手の状況を伺う一言を挟む——これが英語圏での自然なお願いの作法です。 日本語でも「ちょっといいですか?」と前置きしますよね。 英語でも全く同じ発想です。

I need a favor.
I have a favor to ask (you).
I’ve got a 
favor to ask.
I’d like to ask you a favor.
Can I ask you a favor?
Can I ask for a favor?
Can you do me a favor?

「お願いがあるんだけどいいかな?」

Could I ask you a  favor?
Could I ask you to do me a favor?
Could you possibly do me a
favor?
Could you do me a favor?

May I ask you a favor?
Do you mind doing me a favor?
Would you do me a favor?
Would you mind doing me a favor?
I was wondering if you could do me a favor.

「お願いがあるのですが、よろしいですか?」

Sorry to bother you but can I ask you a favor?
「忙しいところごめん。一つお願いしてもいいかな?」

Is this a good time? I need to ask you a favor.
「今いいかな?お願いがあるんだけど。」

I understand you are busy but would you mind helping me?
「忙しいと思うけど手伝っていただけますか?」

I’d like to call in a favor.
Can I call in a favor?
「この前の借りを返してもらってもいいかな?」

Is this a bad time to talk?
「今、お時間は大丈夫ですか?」

解説:
Is this a bad time to talk?
「今、お話しするのは難しいですか?」 は、FBI元首席交渉人のクリス・ヴォス(Chris Voss)が 著書『Never Split the Difference(逆転交渉術 まずは「ノー」を引き出せ)』の中で紹介する 「ノー・オリエンテッド(No志向)」の交渉テクニックです。 多くの人は “Do you have a minute?”(少しいいですか?)と聞きますが、 これは相手に曖昧な「Yes」を強いてしまいます。 相手が本当は忙しくても、断りにくくて「Yes」と答えてしまうのです。 一方、”Is this a bad time to talk?” と聞くと、 相手は以下のうちどれかを返します:
・「No, (it’s not a bad time).」→ 相手の注意と時間を確保できる ✅
・「Yes, (it is a bad time).」→ 今は難しいけど、相手が自ら良いタイミングを提案してくれる✅
・どちらの場合も、相手はコントロール感を得てリラックスする✅なぜお願いするときに効果的なのか: 人は「Yes」にコミットするより「No」と言う方が安心感を覚えます。 「No, it’s not a bad time.」という返答は、相手が自分の意志でYESを選んだことを意味します。 強制されたYESではなく、選ばれたYES—— これが相手の防衛心を下げ、会話を前向きにする鍵です。 日本語話者がこの表現を難しいと感じる理由は、 日本語の否定疑問文が持つ曖昧さと遠慮の文化にあります。 「今、悪いタイミングですか?」は日本語では少し奇妙に聞こえますが、 英語では洗練されたコミュニケーション戦略として機能します。

(2) やや大げさなお願いの仕方

Kaz
Kaz

時には、相手に大きなお願いをしなければならない場面があります。 そんな時は、最初から「大きいお願いだ」と正直に伝えることが 英語圏では誠実さの証になります。 隠して小さく見せようとするより、 “I have a huge favor to ask.” とはっきり言う方が 相手はむしろ心の準備ができて、断りやすくもなります。 断りやすい状況を作ることが、実は良い関係を保つコツです。

💡やや大げさな表現を使うことで、相手は「これは普通のお願いではない」 と認識し、真剣に向き合ってくれます。 ただし、実際のお願いが小さかった場合は逆効果になるので、 本当に大きなお願いの時だけ使いましょう。

I need a huge favor.
I have a really big favor.
I’ve got an enormous favor to ask.
Can I ask you a massive favor?
May I ask you an immense favor?
I was wondering if you could do me a really really big favor.
「無理を言ってもいいかな?」

(3) 小さなお願いをする

Kaz
Kaz

逆に、小さなお願いをする時は「小さい」と最初に伝えることで 相手のプレッシャーを下げることができます。 “It’s just a tiny favor.” の一言で、 相手は安心してYESと言いやすくなります。 日本人は謙遜からお願いを小さく見せることが多いですが、 英語圏ではこれは非常に効果的なコミュニケーション戦略です。

💡 小さなお願いを重ねることで、相手との信頼関係が少しずつ育まれます。 最初は小さなお願いから始めて、関係性を築いていくのが 英語圏での人間関係構築の自然な流れです。

I need a small favor.
I have a tiny favor.
I’ve got a very small favor to ask.
Can I ask you a tiny tiny favor?
I was wondering if you could do me a really really small favor.
「ちょっとしたお願いをしてもいいかな?」

(4) 相手の対応が難しそうな場合に付け加える一言

Kaz
Kaz

お願いをする時、相手が断りにくい状況に追い込んでしまうことがあります。 そんな時に効果的なのが、最初から「断ってもいい」と伝えること。 これは弱さではなく、相手への配慮です。 “You can say no.” の一言があるだけで、 相手はぐっとリラックスしてお願いを聞いてくれます。 筆者の経験では、この一言を加えるだけで 断られる確率が下がることが多いです—— 皮肉なことに、断る自由を与えることで、 相手はYESを選びやすくなるのです。

I need a favor and you can say no.
「お願いがあるけど断ってもいいんだよ。」

I understand if you say no.
「断っても大丈夫だから。」

I understand if you can’t.
「無理だったら大丈夫だよ。」

If you can’t help out, I completely understand.
「手伝えないようだったら、全然理解できるから大丈夫。」

I completely understand if you can’t help. I know you are very busy.
「難しそうだったら、気にしないで。」

If you don’t feel comfortable helping me, I won’t blame you for it.
「手伝うのが気まずかったら、決して恨んだりしないから。」

I don’t want to create an uncomfortable situation for you.
「厄介な立場に君を立たせたくない。」

Don’t sweat it if you can’t help. I can manage.
「手伝えなかったら心配しないで。自分でなんとかするから!」
※アメリカの表現でとてもカジュアルな言い方です。

Kaz
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⚠️ 文化的注意点

日本語では「ちょっと難しいかも…」「考えておきます」「難しいです」が 断りのサインですが、英語圏ではこれが「まだ検討中」「YESに近い」 と受け取られます。特に「難しいです(It’s difficult)」は、 英語に直訳すると「できないのではなく、難しいだけ」 ——つまり「やる気があれば可能」というニュアンスになってしまいます。また、It’s going to be difficultと直訳してしまうと、「可能性はある」と捉えられてしまうことがあります。
✅ 断る時は “I’m afraid I can’t.” や “I wish I could, but…” の ように明確に伝える
❌ “It’s a bit difficult…” “Maybe…” “I’ll think about it…” だけで終わらせると、相手はYESと解釈する可能性が高い
📌 「難しいです」は日本語では完全な断りですが、 英語では「もう少し頑張ればできる」という意味に聞こえます。 英語で断る時は、”I can’t” または “I won’t be able to” を 使うことが相手への誠実さになります。

(5) お願いされた時の返し

手伝える場合

Kaz
Kaz

お願いをされた時の返し方で、あなたの印象は大きく変わります。 “Sure!” や “Of course!” だけでなく、 どのくらい積極的にYESを言えるかが、 相手との関係性を深める鍵になります。 快くYESと言える時は、はっきりと、温かく伝えましょう。

Sure!
Of course!
No problem!
「勿論!」

Certainly!
Absolutely!
By all means!
「勿論です!」

Sure! What do you need?
「勿論!何が必要ですか?」

I’d be happy to help.
I’d be glad to help.
It would be my pleasure. 
「喜んで手伝いますよ!」

What can I do for you?
How can I help (out)?
How can I be of service?
「どんな用件ですか?」

I’ll see what I can do.
「なんとかやってみるよ。」

I’ll do my best to help.
「可能な限り手伝うよ。」

I can’t guarantee anything but I’ll do my best.
「何も保証できないけど、やってみるよ。」

OK, but don’t expect too much.
「いいけどあまり期待しないでね。」

OK, but I don’t know how much I can help.
OK, but I don’t know how much I can be of help.
「いいけど、どのくらい役に立てるか分かんないよ。」

手伝えなさそうな場合

Kaz
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断る時こそ、コミュニケーション力が試されます。 曖昧に断ることが「優しさ」と思われがちですが、 英語圏では明確に断ることが相手への誠実さです。 ただし、断り方には工夫が必要です。 理由を一言添える、代替案を提示する—— こうした小さな配慮が、断った後も関係を維持する鍵になります。

💡 断る時は必ず理由を一言添えましょう。 “Sorry, I can’t.” だけより、 “Sorry, I can’t — I have a deadline today.” の方が 相手は納得しやすく、関係性も傷つきません。

That depends. What is it?
「場合によるけど、なに?」

Sorry, I’m a little busy at the moment. Can you ask me later?
「ごめんなさい。今はちょっと立て込んでるので、また後ででもいいですか?」

Sorry, I can’t.
「ごめんなさい。それは出来ません。」

I’m afraid I can’t at the moment.
「申し訳ありません。今は難しいです。」

Sorry, but I’m unable to help.
「すいません、手伝うことができません。」

Sorry I can’t be of much help.
「役に立てずにすいません。」

I’m not sure I can help.
「手伝えるかどうか自信がない。」

Unfortunately, I’m not able to help. Why don’t you ask Michael?
「残念ながら手伝うことはできないよ。マイケルに聞いて見たら?」

I’m not sure I’m the right person to ask.
「私なんかでいいの(頼りになれないと思うけど。。。)?」

That’s a little difficult.
That’s going to be a little difficult.
「それは少々難しいです。」


(6) お願いをする

Kaz
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お願いをする時、理由を説明することで相手は格段に協力しやすくなります。 心理学の研究でも、お願いに理由を添えるだけで 承諾率が大幅に上がることが示されています。 たとえ理由が単純であっても、「なぜお願いしているのか」を 一言伝えるだけで、相手はあなたの状況を理解し、 「助けてあげたい」という気持ちになります。 以下の例文では、状況説明(太字)とお願い(本文)がセットになっています。 この構造を意識して練習してみましょう。

I couldn’t catch a cab. Could you please drive me to the airport?
「タクシーが捕まんなくて。。。空港まで送ってもらえますか?」

I was sick all week. Could I possibly get an extension on the deadline?
I was sick all week. May I get an extension on the deadline?
「今週ずっと体調崩してて、締め切りを延期することは可能ですか?」

I wrote this email in English. Could you possibly proofread my email?
「英語でメールを書いたのですが、校正してもらえますか?」

The deadline is tomorrow. Could I ask you to help me with this report?
Could I trouble/bother you to help me with this report?
「レポートの締め切りが明日で。。。手伝っていただけますか?」

My boss is breathing down my neck. Could you help me translate this document?
「上司がうるさくて。。。この資料の訳を手伝っていただけますか?」

Would you please send this report to Mr. A by 7pm?
「Aさんにこのレポートを19時までに送っていただけますか?」

Would it be too much trouble for you to help me with my essay?
「困難でなければ、論文を書くのを手伝ってもらえる?」

I’d like your opinion on my essay. Would you mind taking a look at it?
「私の論文について意見を聞きたいんだけど。見てもらってもいいかな?」

I’d appreciate it if you could keep it down. I’m trying to study.
「今勉強に集中しているので、静かにしてもらえるかな?」

(7) スラングでお願いする

Kaz
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フォーマルな表現だけでなく、友人や同僚との会話ではスラングを使ったお願いも自然です。これらを知っておくと、英語ネイティブとの距離がぐっと縮まります。

Can you do me a solid?
「ちょっとお願いがあるんだけど、いい?」
※”a solid” は「親切な行為」を意味するスラング。
親しい間柄でカジュアルにお願いする時の定番フレーズです。

Can you hook me up?
「手配してくれない?」
※誰かを紹介してもらったり、特別な対応をしてもらう時に使います。
“Can you hook me up with a good mechanic?” のように使います。

I need you to come through for me.
「頼りにしてるよ。お願いできる?」
※”come through” は「期待に応える」という意味。
大事な局面で相手に頼む時に使う、感情のこもった表現です。

Can you pull some strings?
「コネを使ってもらえない?」
※裏で影響力を使って物事を動かしてもらうお願い。
ビジネスでも口語的な場面で使われます。

Can you put in a good word for me?
「一言添えてもらえますか?」
※推薦や紹介の場面で使います。就職活動や取引先への紹介依頼に最適です。

I’m calling in a favor.
「以前の貸しを返してもらう時が来たよ。」
※過去に助けた相手に、今度は自分のためにお願いする時の表現。
映画やドラマでもよく登場します。

You owe me one — so can you help?
「借りがあるでしょ?だから手伝ってよ。」
※冗談交じりに使えるフレーズ。親しい間柄で軽く使うのが自然です。

Pretty please?
「お願い、お願い!」
※子供っぽいお願いの表現ですが、大人が冗談交じりに使うこともあります。
“Pretty please with a cherry on top?” とも言います。

(8) 断りのリカバリー表現

Kaz
Kaz

お願いを断られた後、どう返すかで関係性が決まります。 多くの日本人は断られた瞬間に会話が終わってしまいますが、 英語圏ではむしろここからが重要です。 “No worries!” と笑顔で返せる人が、 最終的に最も信頼される人材になります。 断られることを恐れず、リカバリーの表現を武器にしましょう。

💡 断られた後のリカバリーが上手な人は、 次回のお願いが通りやすくなります。 “No worries! Maybe another time?” の一言が、 将来の協力関係への扉を開けておきます。

No worries at all — I’ll figure something out.
「全然大丈夫です。なんとかします。」
※断られた後、相手に罪悪感を与えない最もスマートなリカバリーです。

I totally understand. Thanks for letting me know.
「もちろん理解します。教えてくれてありがとう。」
※断られた理由を責めず、相手の判断を尊重する大人の対応です。

Maybe another time?
「また機会があればお願いしてもいいですか?」
※断られた後に関係性を保ちながら、将来の可能性を開けておく表現です。

Is there anyone else you’d recommend I ask?
「他に誰か頼める人を知っていますか?」
※断られた後でも前向きに解決策を探す姿勢を示せる表現です。

No problem — I appreciate you being honest with me.
「問題ありません。正直に言ってくれてありがとう。」
※断りに対して感謝を示すことで、相手との信頼関係がむしろ深まります。

(9) ビジネスでのお願いの仕方

Kaz
Kaz

ビジネスの場でのお願いは、日常会話とは異なる配慮が必要です。 丁寧さと明確さを両立させることが英語圏のビジネスでは求められます。 日本式の「察してほしい」アプローチは通用しません。 一方で、直接的すぎても相手に圧力を与えます。 「丁寧に、しかし明確に」——これが英語圏のビジネスお願いの黄金律です。

I was hoping you might be able to help me with (something).
「一つお力をお借りできればと思っているのですが。」
※ビジネスメールの書き出しとして使える、丁寧かつ自然な前置きです。

Would it be possible to ask for your assistance (with this)?
「(こちらについて)ご協力いただくことは可能でしょうか?」
※Can you help? より格段に丁寧な表現。上司や取引先への依頼に適しています。

I’d greatly appreciate your support on this matter.
「この件についてご支援いただければ大変ありがたいです。」
※ビジネスメールの定番表現。
“greatly appreciate” で感謝の重みを加えています。

If it’s not too much trouble, could you look into this (for me)?
「もしご負担でなければ、こちらを確認していただけますか?」
※相手の状況に配慮しながらお願いする、英語圏のビジネスで非常に自然な表現です。

We kindly ask for your cooperation (on this).
「(この件につきまして)ご協力をお願い申し上げます。」
※フォーマルな書面やメールで使える最も丁寧なお願いの表現です。

Kaz
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⚠️ 文化的注意点
日本式の「根回し」——事前に関係者に根回しをしてから正式なお願いをする——は英語圏では通じないことがあります。
✅ 英語圏のビジネスでは、お願いの理由と期限を明確にして直接依頼する
❌ 「察してほしい」式のお願いや、遠回しすぎる表現は意図が伝わらない
📌 “Could you help me with X by Friday?” のように、内容・期限・相手への配慮をセットにするのが英語圏のビジネスお願いの黄金律です。

(10) 「お願い」を日本語・フランス語・英語で比較🇯🇵🇺🇸🇫🇷

お願いをする「文化的コスト」の違い

🇯🇵 日本では、人にお願いをすることは相手に「迷惑をかける」行為とみなされることがあります。だからこそ「申し訳ないのですが…」「お忙しいところ恐れ入りますが…」のような長い前置きが発達しました。断られることへの恐れが強く、曖昧な返事で関係を保とうとする傾向があります。

🇺🇸 アメリカでは、お願いは自然な人間関係の一部です。直接的にお願いし、断られたらリカバリーする——このサイクルが健全とみなされます。”Can you do me a favor?” の一言でお願いを切り出し、”No worries!” と返せる関係が理想とされます。曖昧な断りはむしろ失礼とみなされます。

🇫🇷 フランスでは、”Tu peux me rendre service?”(手伝ってもらえる?)が 日常的に使われます。お願いは個人間の信頼関係の中で行われ、 断ることも自然な権利として尊重されます。 ここで、言語学的に非常に興味深い観察があります。 フランス語の動詞 “rendre” は「返す・返却する」という意味です。 つまり “rendre un service” を直訳すると「サービスを返す」—— すなわち、すでに過去に何らかの親切があったことを 前提にしている表現なのです。 これは偶然ではありません。フランス文化における人間関係は、 give and takeの積み重ねの上に成り立っています。 お願いをする時点で、すでに「関係の歴史」が存在する。 見知らぬ人に “rendre un service” とは言いにくいのは、 まさにこの理由からです。 一方、正確に「初めて好意をお願いする」場面では “faire une faveur”(好意をする・与える)が適切です。 “rendre une faveur” は英語の “return a favor”(恩返しをする) からの借用表現(アングリシズム)とみなされることが多く、 ネイティブには若干不自然に聞こえます。 英語の “Can you do me a favor?” には この「過去の関係性」の前提がありません。 初対面でも使える中立的な表現です。 日本語の「お願いがあるのですが」も同様に中立的です。 たった一つの動詞の選択が、その言語の文化的世界観を映し出す—— “rendre” はその完璧な例です。 ただし、関係性のない相手に突然お願いすることには抵抗感があります。 日本とは逆に「断る勇気」が文化的に育まれています。

💡 英語で断られることを恐れない
日本人が英語でお願いをためらう最大の理由は「断られるのが怖い」という文化的な刷り込みです。しかし英語圏では、断られた後のリカバリーの仕方こそが関係性を決めます。”No worries!” と笑顔で返せる人が、最終的に最も信頼されます。お願いを恐れず、断られることを学習の機会として捉えましょう。

The Takeaway(要点):

これで英語でも人にお願いしやすくなると思います。少し気まずいお願いだったり、相手が忙しいそうでも、とりあえず告知をしてみると相手の機嫌や忙しさが分かるはずです。相手の反応によってお願いの仕方をを合わせれば、大抵は手伝ってもらえると思います。

また、お願い英語でされたら「Sure!」「Of course!」の他にも様々な表現がありました。自分の立場、機嫌や忙しさによってこれらを上手に使い分けてみましょう。特に相手のお願いに何らかの理由で対応できない場合はためらう必要はありません。

英語で上手にお願いをすることもコミュニケーションがスムーズに行く重要なスキルです。また、お願いをされた時の返し方によって自分が相手にとって頼りになる人材かどうかのイメージも決まります。

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