「するべき」を始め、場面別のshouldの使い方42選 | Winner's English - 勝負する英語

「するべき」を始め、場面別のshouldの使い方42選

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should するべき 意味 使い方

英語法助動詞(modal verb)の一つであるshouldは、人にアドバイスをする時に使われると教えられています。これは間違いではないのですが、相手にWhat should I do?とアドバイスを求められた時や、やや強く指摘や指示をする時に使う事が多いです(例えば、上司に対してはYou should~はつ使いませんが、部下や友人に対してでしたらOKです)。アメリカやカナダでYou should~と言うと嫌な顔をされたと聞きますが、恐らく「余計なお世話」だと思われたのだと思います。この様なshouldの使い方に対して少し抵抗があると生徒達によく言われます。

日本語からすると、should「(〜をする・なる)べき」と、意味が強く感じる場合もありますが、場面や誰と話しているかによってshouldの意味は大きく分けて二つあります。基本的には「正しいやり方」「最善のこと」と言うニュアンスになります。また、「〜のはず」と言うニュアンスにもなり、「何かが起こる可能性が高い」、または「期待されている」と言う意味合いとしてもshouldは使えます。他にも、I should have~のように、shouldを使った表現は数多く存在します。

本日は、「するべき」を始め、場面別のshouldの使い方42選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。場面別で例文を見ていきましょう!

1.「するべき」・「なるべき」・「した方がいい」という意味のshould
2.「〜のはず」を表すshould
3. 人に注意をする時のshould
4. 指示や命令を下す時のshould
5.「ご不明な点がございましたら」と言いたい時のshould
6. 部下や友人にアドバイスをする時のshould
7. 後悔を表すshould have + 過去分詞
8. shouldを使った表現集

1.「するべき」・「なるべき」・「した方がいい」という意味のshould

※「正しいやり方」や「最善のこと」を指すshould。

I should exercise more regularly to stay in shape.
「健康を維持するためにもっと定期的に運動する必要があります。」

Should I confirm the reservation by Friday?
「金曜日までに予約を確定するべきでしょうか?」

I’m not sure what I should be doing.
「何をすればいいのか分かりません。」

Is it getting cold in here? Should I turn on the heating on?
「この部屋は寒くなってきましたよね?暖房をつけるべきでしょうか?」

Children should be in school at this hour of the day.
「子供はこの時間帯、学校にいるべきです。」

This was a fun golf match! We should play again some time!
「楽し井ゴルフの試合でしたね!是非また近々やりましょう!」

We should get back to work.
「そろそろ仕事に戻った方がいいですね。」

2.「〜のはず」を表すshould

※「何かが起こる可能性が高い」や「期待されている」と言う意味合いのshould。

According to the weather forecast, it should rain later tonight.
「天気予報によると、今夜遅くに雨が降るはずです。」

I’m afraid Sales isn’t increasing as it should.
「残念ながら売上はもっと上がるはずでした。」
※「思ったより上がらなかった」と言う意味です。

My computer isn’t working as fast as it should.
「私のコンピュータはもっと早く作動するはずです。」

500 dollars and a credit card should be enough for this trip.
「今回の旅行には500ドルとクレジットカードがあれば十分です。」

Have you seen Tom? He should be here by now.
「トムを見かけましたか?もう来てるはずですが。」

The staff gave me the wifi password so it should work.
「スタッフが教えてくれたWi-Fiパスワードなので、使えるはずです。」

Your parents should be worried about you.
「ご両親はあなたのことを心配しているはずです。」

– Can you send me the report by Friday?
「金曜日までにレポートを送ってもらえますか?」
– That shouldn’t be a problem.
「問題ないはずです。」

3. 人に注意をする時のshould

You should finish your homework before dinner.
「夕食前に宿題を終わらせなさい。」

You should be doing your homework right now.
「今は宿題をする時間でしょ?。」

Shouldn’t you be working right now?
「今は勤務中ですよね?」

You shouldn’t eat so much junk food.
「そんなにジャンクフードを食べるべきではありません。」

You should worry more about your future career.
「もっと自分の将来のキャリアについて心配したほうがいいよ。」

Are you sure you should be eating that piece of cake?
「そのケーキを食べて健康にいいと思う?」

4. 指示や命令を下す時のshould

All participants should arrive by 9am and check in.
「参加者全員が午前9時までに到着し、チェックインする必要があります。」

The government decided that all citizens should receive a stipend.
「政府はすべての国民が給付金を受け取るべきであると決定した。」

The judge ruled that the husband should pay for child care.
「裁判官は夫が養育費を支払うべきであるとの判決を下した。」

5.「ご不明な点がございましたら」と言いたい時のshould

※If you~の代わりに使える丁寧な言い方です。

Should you (ever) need anything, please do not hesitate to contact me.
「何かございましたら、お気軽にご連絡ください。」

Should you have any questions, please contact your customer service department.
「ご不明な点がございましたら、カスタマーサービス部門までお問い合わせください。」

You can contact our department, should you encounter any problems with the product.
「製品に問題が発生した場合は、弊社の部門にご連絡ください。」

6. 部下や友人にアドバイスをする時のshould

If you caught the flu, you shouldn’t come to work today.
「インフルエンザに罹ったなら、今日は仕事に来るべきではありません。」

You should stay home and get some rest.
「家にいて休んだほうがいいよ。」

I don’t think you should work so late every day.
「毎日そんなに遅くまで働くべきではないと思う。」

We should find a solution to our problem as fast as possible.
「私たちはできるだけ早く問題の解決策を見つける必要があります。」

7. 後悔を表すshould have + 過去分詞

Since you are sick, you should have stayed home today.
「病気だったら、今日は家にいるべきでした。」

I should have called first but I needed to talk to you immediately.
「最初に電話すべきだったのですが、すぐにお話しする必要がありました。」

I knew I shouldn’t have come to this party.
「このパーティーに来るべきではないとわかっていました。」


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8. shouldを使った表現集

It’s getting late. I should get going.
「遅くなってきたので、帰ります。」

How should I know?
「そんなの私が知る・分かるわけないでしょう!」

You should see the look on your face!
「君の今の表情傑作だよ!」

– I feel like I can win this race!
「このレースに勝てると思う!」
You should be so lucky!
「運が良ければね!」

– Do you think Tom will be on time?
「トムは時間通り来ると思う?」
I should hope so!
「是非そうだと願ってるよ!」

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– Is this the correct password?
「これが正しいパスワードだよね?」
I should think so!
「多分そうだと思う!」

– I made this miniature castle with 30 000 bottle caps.
「3万個のボトルのキャップでミニチュアのお城を作りました。」
You should get out more.
「もっと外に出て(他の事をして・人と接して)、色々楽しんだ方がいいと思うよ。」
※「世間のことを知らなさすぎだよ」という意味にもなります。

– Why do you have so many bruises? Did you get into a fist fight?
「なんでそんなにあざだらけなの?殴り合いの喧嘩になったんですか?」
You should see the other guy!
「こんなの大したことないよ!相手の方が酷い状態だよ。」

– Jerry is going to ask Linda out on a date.
「ジェリーはリンダをデートに誘うつもりだよ。」
This should be good!
「これは傑作になりそうだね!」
※失敗に終わることを予想してこの表現は皮肉っぽいトーンでいいいます。


The Takeaway(要点):

法助動詞のshouldの使い方は基本的に二つあります。一つ目は、「正しいやり方」や「最善のこと」を意味します。二つ目は、「何かが起こる可能性が高い」「期待されている」と言う意味になります。また、I should~「〜をした方がいいみたいですね」はよく使います。例えば、I should take care of that problemと言うと、「私はその問題に対処した方がいいようですね」という風に理解されます。

You should~と言う表現を使う場面は、相手からアドバイスを求められたり、相手に指示や命令をしたり、または「〜をするべき」と注意をする時に使います。つまり、やや強めのアドバイスになります。注意点は、何もアドバイスを求めていない人や上司などに対しては使いません。国や文化にもよりますが、アメリカやカナダ人にYou should~と言うと、嫌な顔をされる可能性は高いです。

Thanks for reading until the end! Should you have any questions, please leave a comment!

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