スピーキングに役立つ接続詞soの意外な使い方と例文42選 | Winner's English - 勝負する英語

スピーキングに役立つ接続詞soの意外な使い方と例文42選

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接続詞 so 使い方

以前の記事で、等位接続詞を簡単に覚えるFANBOYSを紹介しました。この記事では、頭字語FANBOYSのSにあたるsoの使い方について解説したいと思います。

まず、英語接続詞soは、等位接続詞と従属接続詞があります。等位接続詞としてsoを使うと、「結果」を表します。そして、従属接続詞として使うと、「目的」を表します。文章を作る際に、soだけだと意味の区別がしづらいので、and so「結果」so that「目的」の二つを使う分ける事をお勧めします。

接続詞のsoは、最近では他の様々な使い方があります。特に、会話を始める時や、中断した話の続きをする時に良く使います。この時、大抵soは文の初めに来ます(日本語の「ところで」の様に)。逆に、文の一番最後の単語がsoですと、話の結論を想像・想定させる事ができます。更に、用法によってso「同様に」や「〜の為に」という意味にもなります。

本日は、英語のスピーキングに役立つ接続詞soを使った例文42選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。


1. 結果を表す(and) so
2. 目的を表すso (that)
3. 文の最初の単語がsoの使い方
・中断した話の続きをする時に使うso
・話を完結する時のsoの使い方
・話のネタを持ってくる質問の前に使うso
・情報が伝わったかどうかを確認する時に使うso
・発見を示すso
・開き直る時に使うso
・「それで?」・「だから?」と聞く時のso
4. 文の最後の単語がsoの使い方
5. 他のsoの使い方
・「〜と同じように」・「同様に」と言う意味のso
・「〜するために」という意味のso as toの使い方

1. 結果を表す(and) so

※等位接続詞になります。

We left early, (and) so we were able to beat the traffic.
「早めに出発したので、渋滞を避けることができました。」

We left early, so we could to beat the traffic.
「早めに出発したので、渋滞を避けることができました。」
※カンマで区切って、soを強調します。

The housing market went up, (and) so we couldn’t afford the house.
「住宅市場が上がったため、家を買う余裕がなくなりました。」

We were stuck on the train for 3 hours, (and) so we are tired now.
「私たちは3時間も電車の中で足止めされていたので、疲れました。」

Exactly! (And) So there you have it.
「その通りです!これでハッキリしますね。」

2. 目的を表すso (that)

※従属接続詞になります。
注:soとthatの間に形容詞(例:tired)が来ると、soも形容詞になります!

We are leaving early so (that) we can beat the traffic.
「渋滞を避けるために私たちは早めに出発します。」

We left early so that we could beat the traffic.
「渋滞を避けるために私たちは早めに出発しました。」

They are saving money so (that) they can buy a house when we retire.
「引退したときに家が買えるように、彼らはお金を貯めています。」

She went on a diet so (that) she could wear her wedding dress.
「ウェディング・ドレスが着られように、彼女はダイエットをしました。」

Let’s have a meeting so we can talk more about your ideas.
「あなたのアイデアについてもっと話し合うために、ミーティングをしましょう」

3. 文の最初の単語がsoの使い方

中断した話の続きをする時に使うso

So, what were you saying again?
「それで、何の話をしてましたっけ?」

So, there I was waiting for 20 minutes for my friend to arrive.
「それで、私は友人が到着するまで20分そこで待ちました。」

So, just to finish what I was saying, we will move on to phase 2 of the project.
「では、さっきの話の結論をしますと、計画のフェーズ2に進みます。」

So, as I was saying, we will keep working hard until the prototype works properly.
「で、先程言ったように、プロトタイプがちゃんと作動するまで頑張ります。」

話を完結する時のsoの使い方

So that’s it? We give up?
「これで終わり?諦めるの?」

I paid 30 dollars for a charging cable I thought I had lost. So that’s that.
「なくしたと思っていた充電ケーブルを買い直して30ドルも払いました。(無駄だった)と言うことです。」

So that’s the end of my presentation.
「これで私のプレゼンは終わりです。」

So in conclusion, we decided to move forward with the project.
「結論として、私たちはプロジェクトを進めることにしました。」

話のネタを持ってくる質問の前に使うso

So, how was your trip to Africa?
「ところで、アフリカ旅行はどうだったの?」

So, how are you these days?
「で、最近どんなことしてるの?」

So, how have you been?
「で、最近元気でした?」

情報が伝わったかどうかを確認する時に使うso

So, let me get this straight. You are saying the project is delayed?
「話を確認させてください。つまり、計画に遅れが出ているという事ですね?」

So, is everything clear?
「全て明確になりましたか?」

So we are leaving at 7am tomorrow morning, is that right?
「明日の午前7時に出発という事ですね?」

So we are meeting at noon in front of the lobby, is that ok?
「では、ロビーの前で正午に会いますが、それで大丈夫ですか?」

発見を示すso

※soの後に来るthatを強調します。

So THAT’S where I dropped my phone!
「そんな所に電話を落としていたんですね!」

So THAT’S what you were doing when I was away!
「私が留守の間(何をしているかと思っていたら)、そんな事をしていたんだね!」

So THAT was the answer!
「それが答えだったんだね!」

開き直る時に使うso

So I eat junk food once in a while – what’s the problem with that?
「ジャンクフードをたまに食べるけど、何か問題?」

So it’s going to rain tomorrow – big deal!
「明日、雨だからって、それがどうかしたの?」

So Allan was late again – who cares?!
「アランがま遅刻したからって、どうでもいい事だよ!」

So your house was expensive – I get it.
「家が高額だったって言ってるんだね、分かったよ。」

「それで?」・「だから?」と聞く時のso

– I missed my train this morning.
「今朝、電車に乗り遅れた。」
So what did you do after that?
「で、その後どうしたの?」

– We shouldn’t enter this area. There are security cameras.
「ここは立ち入り禁止だよ。防犯カメラがある。」
So?
「だから?」
※とてもカジュアルな言い方になります。

4. 文の最後の単語がsoの使い方

※話の結論を想像・想定させる事ができます。

We love the house but it’s too expensive so…
「この家は気に入っていますが、高いので。。。」

– How was your first date?
「初デートはどうだったの?」
– Well, the person cancelled at the last minute so…
「実はドタキャンされたので。。。」


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5. 他のsoの使い方

「〜と同じように」・「同様に」と言う意味のso

Just as sugar is addictive, so is shopping.
「砂糖に依存性があるのと同じように、買い物にも依存性があります。」

Just as smoking can kill you, so can sleep deprivation.
「喫煙が死亡に繋がる可能性があるのと同じように、睡眠不足も死亡に繋がる可能性があります。」

「〜するために」という意味のso as toの使い方

We set the A/C to 25 degrees so as to save energy.
「節電の為にエアコンを25度に設定してあります。」

I turned up the volume of my music so as to drown out the construction noise.
「工事の騒音をかき消すために音楽の音量を上げました。」

The guests took off their shoes so as not to damage the new carpet.
「来客達は新しいカーペットを傷つけないように靴を脱ぎました。」

The parents whispered so as not to wake up the baby.
「赤ちゃんを起こさない様に、親は小声で話しました。」


The Takeaway(要点):

接続詞soは、等位接続詞従属接続詞があります。接続詞は文と文、句と句、節と節を繋げる働きをします。すると、お気づきかと思いますが、話し始める前にsoをまず言うと、「前に話していた事柄」を参照している事が分かります。つまり、会話と会話を繋げる役目を果たしています。また、会話を始める時や、中断した話の続きをする時にもネイティブ・スピーカーはsoを良く使う理由も納得いくと思います。

英語で話す時のみsoを最後の単語として付け加える事が多いです。話の結論を想像・想定させる役割を果たします。そして、just as、asやorとの組み合わせで「同様に」「〜するために」という意味としても接続詞のsoは利用できます。

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