英語の疑問文は、主語と動詞の位置を変え忘れたり、どの助動詞を使うのか迷ったりして、肯定文を作るよりかなり複雑なイメージがあります。また、ビジネスの場面で丁寧な質問の仕方も更に難しいという印象ですが、実は間接疑問を使えばとても簡単になります!
丁寧に英語で頼み事をしたり、情報を得たい時は間接疑問文(英:indirect question/embedded question)を使うのが便利です。例えば、直接疑問文(英:direct question)のWhat time is it?は、間接疑問文にするとCould you tell me what time it is?になります。
Could you tell me…?(「教えていただけますか?」)の様な導入のフレーズをいくつか知っていれば、その後に名詞や名詞句を付け加えるだけで文法で混乱せず間接疑問文が出来上がり、情報を丁寧に聞き出す事ができます!ついでですが、情報が欲しい場合、Could you teach me…?は不自然な表現です。
本日は、丁寧に情報を得る為の間接疑問文の3つの使い方と例文55選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が解説します。