soを副詞として使いこなす為の3つの用法と例文40選 | Winner's English - 勝負する英語

soを副詞として使いこなす為の3つの用法と例文40選

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副詞のsoの使い方

以前の記事で、接続詞soの使い方を紹介しました。英語では、soと言う単語は副詞(adjective)としてもよく使われるので、この記事ではその用法を紹介したいと思います(時にはsoは名詞、代名詞や形容詞として扱われますが、喋る際は気にする事はありません)。

まず、副詞soの一般的な使い方ですが、「とても」・「ものすごく」・「全く」と言う意味になり、文や単語の意味を強調する事ができます。また、notをsoの前に足す事で「それほど」と言う意味になり、意味を弱めたりする事ができます(注:so not~は強調になります)。

二つ目の使い方ですが、会話の途中で前述した事柄を指す事ができます。言い換えれば、前に言った情報全部繰り返す必要がなくなると言う事です。

最後に、副詞のsoは、他の単語(例えばnot)と組み合わせると、「〜も同じ」、「〜くらい」、「~ほどでも無い」などの意味になり、物事を比較をする事ができます。not soso notの違いに気をつけましょう!

本日は、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、soを副詞として使いこなす為の3つの用法と例文40選を紹介します。


1. 意味の強調を調節するso
・「とても」・「全く」と言う意味のso+形容詞の使い方
・「それほど」・「あまり」という意味のnot so+形容詞の使い方
・notを強調するsoの使い方
・「〜ほど。。。ではない」という意味のnot so…as to…の使い方
・後に来る名詞を強調するsoの使い方
・so muchの使い方
・so manyの使い方
2. 前述した事柄を指すso
・前に述べたフレーズを繰り返さなくて済むso
・事柄が本当かどうかの時のso
3. 比較をする時に使うso
・more so thanの使い方
・Not so muchの使い方
・助動詞と一緒に使って「〜も同じ」と言う意味のso
・「〜くらい」・「大体」という意味のor soの使い方

1. 意味の強調を調節するso

「とても」・「全く」と言う意味のso+形容詞の使い方

This cake is so good!
「このケーキはとても美味しいです!」

You look so beautiful in that dress!
「そのドレスを着るととても美しいです!」

I am so hungry (that) I could eat a horse!
「お腹がものすごく空いてるからなんでも食べられそう!」
注:接続詞のso (that)とは違います。

He is so unreliable!
「彼は全く頼りない人だね!」

Thank you for being so patient with me.
「辛抱強く付き合ってくれてありがとう。」

「それほど」・「あまり」という意味のnot so+形容詞の使い方

※和らげた批判によく使います。

The service is not so great in this hotel.
「このホテルのサービスはそれほど良く無いです。」

Don’t worry, the damage caused by the water isn’t going to be so expensive.
「心配しないで、水によるダメージの修理費はそれほど高くなりません。」

– So, what do you think of the food here?
「ここの料理はどう思う?」
– It’s not so bad.
「それほど悪くない。」

– How did your presentation go?
「プレゼンはうまく行った?」
Not so well.
「あまり良くなかった。」

「notを強調するsoの使い方

※カジュアルに聞こえる使い方です。soとnotの順序に気をつけましょう!
ここではsoはnotを強調しています。

That is so not true!
「それは全く違います!」

That is so not fair!
「それはずるいよ!」

You are so not ready for the test!
「テストの準備が全くできてないじゃん!」

I am so not coming back in this establishment!
「好みでには金輪際二度としません!」

「〜ほど。。。ではない」という意味のnot so…as to…の使い方

I am not so stupid as to believe his stories.
「私は彼の話を信じるほど愚かではない。」

John is not so clever as to solve this puzzle.
「このパズルを解く程ジョンは賢く無いです。」

「後に来る名詞を強調するsoの使い方

That is so 90s fashion!
「90年台のファッションそのものですね!」

He didn’t have a chance with her. He is so not her type.
「彼には彼女と付き合える可能性なんてなかった。全く彼女のタイプじゃ無いもの。」

so muchの使い方

※不可算名詞と一緒に使う

Thank you so much for your help.
「手伝ってくれて本当にありがとう!」

There is so much information on the internet that it’s difficult to know what’s true and what’s fake.
「インターネット上には情報が多すぎて、何が真実で何が偽物なのかを見分けるのは困難です。」

so manyの使い方

※可算名詞と一緒に使う

I didn’t know the Johnsons had so many children!
「ジョンソン家にこんなに子供がいるとは知りませんでした!」

We had so many issues throughout the project.
「プロジェクト全体を通して非常に多くの問題がありました。」

2. 前述した事柄を指すso

「前に述べたフレーズを繰り返さなくて済むso

He found a new job, or so he says.
「新しい仕事が見つかったと彼はそう言っていますが。」

– Sarah is always busy, isn’t she?
「さらはいつも忙しいよね?」
– Yeah, even though she never says so.
「うん、彼女は決してそんな事は言わなくてもね。」

– I think accepting their offer is a risk.
「彼らの申し出を受け入れるのはリスクがあると思います。」
– Why do you think so?
「どうしてそう思いますか?」
※更に省略して、How so?と言う表現もあります。

– Do you think it will rain tonight?
「今夜は雨が降ると思う?」
– I don’t think so.
「降らないと思う。」

– I hope they get married some day.
「あの二人がいつか結婚するといいね。」
– I hope so, too.
「私もそう思います。」

事柄が本当かどうかの時のso

– The factory workers are on strike again!
「工場の社員達がまたストライキを起こしました!」
– Tell me it isn’t so!
「嘘でしょ!」
※「そうじゃないと言ってくれ!」と言う意味になります。

– Is the event cancelled?
「インベントは中止なの?」
– I’m afraid so
「残念ながらそうらしい。。。」

–  Did you know John quit his job last month?
「先月ジョンが退職したって知ってた?」
– Is that so?
「そうだったの?」

– Apparently, it will rain this afternoon.
「どうやらお昼から雨が降るらしい。」
– If so, let’s have the party inside instead of the terrace.
「その場合、パーティはテラスではなく、中でやりましょう。」

3. 比較をする時に使うso

more so thanの使い方

※同じ形容詞を二度繰り返さなくても済みます。

He is very intelligent – certainly more so than his brother.
「彼は賢いです。彼の兄弟よりもずっとね。」

I enjoyed this movie – more so than I expected.
「この映画を楽しみました。期待していたよりもね。」

Not so muchの使い方

My brother loves soccer; me, not so much.
「弟はサッカーが大好きですが、私はそうでもないです。」

It’s not so much that it bothers me, but the situation is rather complicated.
「気にするほどではありませんが、状況はかなり複雑です。」

助動詞と一緒に使って「〜も同じ」と言う意味のso

注:soの後の主語と助動詞(be、have、doなど)の順序を逆にします。

The world has changed in three years and so have I.
「3年で世界は変わりました、そして私も変わりました。」

– Tom is very persistent!
「トムはとても頑固です!」
So is Jerry!
「ジェリーもね!」

– I’m Japanese.
「私は日本人です。」
So am I!
「私もです!」


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「〜くらい」・「大体」という意味のor soの使い方

– How many people were at the party?
「パーティには何人いたの?」
– A dozen or so.
「12人くらいかな?」

He went home early, or so we thought.
「彼は家に帰ったとみんな思っていました。」

It takes 30 minutes or so to get to the station on foot.
「駅まで歩いて大体30分かかります。」


The Takeaway(要点):

この記事によってsoの副詞としての用法が少し明確になったでしょうか?英語で喋る際は、接続詞なのか副詞なのかは考える必要はありません(ネイティブスピーカーでも考えて喋ってるわけではありませんし、時にはsoは名詞、代名詞や形容詞として扱われます)。なるべく例文を読み・聞き慣れるのがオススメです。注意点があるとすれば、次の二点です:

例文の中で、I am so hungry (that) I could eat a horse!と言う文がありました。このso…thatは接続詞のso (that)とは異なります。接続詞の場合は、soの後にclause(句)が来ます。形容詞だけが来る事はありません。

また、notを使う際、soとの単語の順序にも気をつけましょう。例えば、That’s not so goodは「あまり良くない」と言う意味になりますが、That’s so not good!は「それはとても良くない事です!」というカジュアルな言い方になります。

Thank you so much for reading until the end! Was it useful? I hope so! 

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