教室でこんな場面を何度も見てきました。授業の初めに、学生が笑顔で “Nice to meet you!” と言いながらクラスに入室します。初めて会った日ならそれで完璧です。でも2回目以降に同じ表現を使うと、実は少しおかしく聞こえます。“Nice to meet you” は初対面専用。2回目からは “Nice to see you again!” や “I’m happy to see you again!” に切り替えるのがネイティブの感覚です。さらに、別れ際に “Nice to meet you!” と言ってしまう学習者も多くいます。気持ちは伝わりますが、英語としては “It was nice meeting you” が正解です。この二つの間違いは、どちらも「会えてよかった」を直訳してしまうことが原因です。
実はフランス語には Enchanté(アンシャンテ)という表現があります。直訳すると「魅了された」という意味です。初めて出会った喜びを、詩的に表現する言葉です。英語の “Nice to meet you” はそれよりずっとシンプルですが、使うタイミングを間違えると、せっかくの気持ちが伝わらなくなります。「会えてよかった」「また会えてよかった」「初めてお会いできてよかった」——日本語では「会えてよかった」の一言で済む場面も、英語では状況によって表現がガラッと変わります。
本日は、「会えてよかった」の英語115選を場面別で、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。
(1)初めて会う相手への「会えてよかった」
(2)メールのやり取りなどの後やっと会えたときの「会えてよかった」
(3)お互いのことは知っているけど会ったことのない時の「会えてよかった」
(4)初めて会った相手と別れの挨拶の「会えてよかった」
(5)出会えて良かったときの「会えてよかった」
(6)ビジネスメールの「会えてよかった」
(7)恋愛の「君と会えてよかった」
(8)こちらこそ!の「会えてよかった」
(9)別れ際の「会えてよかった」
(10) ばったり会った時の「会えてよかった」
(11) オンライン・Zoomで会えた時の「会えてよかった」
(12) グループ・パーティーで初めて会った時の「会えてよかった」
(13) 立ち寄ってくれた時の「会えてよかった」
(14) 🇯🇵🇺🇸🇫🇷 文化比較:「会えてよかった」の伝え方
※このブログの内容は、読者の英語のレベルを問わず紹介されています。場面をイメージして、その場面に一番適したフレーズを覚えてみてください。すべてを覚える必要はありません。自分に一番合う表現から始めてみてください。
(1)初めて会う相手への「会えてよかった」
フォーマル:
Pleased to meet you Ms. Jackson.
「お会いできて光栄です、ジャクソンさん。」
※ビジネスの初対面で使える定番フレーズ。相手の名前を添えると、より丁寧で誠実な印象を与えます。
It’s a pleasure to meet you, Mr. Jackson.
「お会いできて光栄です。」
※”Pleased to meet you” よりもわずかにフォーマル。取引先や上司との初対面に最適です。
It’s a true pleasure to meet you!
「本当にお会いできて光栄です!」
※”true” を加えることで、誠意と熱意が増します。
I am pleased to make your acquaintance.
「お知り合いになれて光栄です。」
※非常にフォーマルな表現。現代の日常会話ではあまり使われませんが、格式ある場面や書き言葉では有効です。
I am delighted to make your acquaintance.
「お知り合いになれて大変嬉しく存じます。」
※”delighted” は “pleased” よりも感情が豊か。フォーマルでありながら温かみがあります。
It’s an honor to meet you.
「お会いできて光栄です。」
※相手が著名人・上位の役職者・尊敬する人物である場合に使うと自然です。
I’ve been looking forward to meeting you.
「お会いするのを楽しみにしておりました。」
※事前にメールや電話でやり取りがあった後の初対面で特に効果的。誠意が伝わります。
カジュアル:
Glad to meet you!
「会えてよかった!」
※シンプルで明るい表現。友人の友人や新しい同僚など、カジュアルな初対面に最適。
Happy to meet you!
「会えて嬉しい!」
Pleasure to meet you!
「会えてよかった!」
※”It’s a pleasure to meet you” の口語短縮形。自然でテンポよく聞こえます。
It’s nice to meet you!
「はじめまして、よろしく!」
※最も汎用性が高い表現。フォーマルすぎず、カジュアルすぎない万能フレーズ。
Nice to meet you Michael.
「マイケル、はじめまして!」
※アメリカでは初対面からファーストネームで呼ぶのが一般的です。
I’m really glad to meet you.
「本当に会えてよかった!」
What a pleasure to finally meet you in person!
「ついに直接お会いできて、本当に嬉しいです!」
※オンラインや電話でのやり取りの後、初めて対面した場面で使うと特に自然です。
Great to meet you!
「会えてよかった!」
※”Nice to meet you” よりも少し元気でフレンドリーな印象。カジュアルなビジネスシーンにも使えます。
So glad to finally meet you!
「やっと会えて本当によかった!」
※「やっと」のニュアンスを加えたいときに “finally” を使います。
So nice to meet you!
「本当に会えてよかった!」
※”So” を加えることで感情が強調され、より温かみのある印象になります。
So good to meet you!
「会えてよかった!」

⚠️ 文化的注意点
日本語の「はじめまして、よろしくお願いします」を直訳して “Nice to meet you, please take care of me” と言うのは不自然です。英語では「よろしくお願いします」に直接対応する表現は存在しません。初対面では “Nice to meet you” や “I’m looking forward to working with you” など、場面に合った表現を選びましょう。
✅ 初対面の挨拶には “Nice to meet you” / “It’s a pleasure to meet you”
❌ “Please take care of me” — 英語ではこの意味では使いません
📌 「よろしくお願いします」の詳しい英語表現はこちら
👉 「よろしくお願いします」英語62選|場面別フレーズをネイティブ講師が解説
(2)お互いのことは知っているけど会ったことのない時の「会えてよかった」
フォーマル:
It’s good to finally make your acquaintance!
「やっとお知り合いになれて光栄です。」
I feel like I already know you — it’s wonderful to finally meet!
「以前からよく存じ上げておりましたが、こうしてお会いできて大変嬉しいです。」
※共通の知人や同じコミュニティにいた場合などに自然に使える表現です。
I’ve heard wonderful things about you — it’s a pleasure to finally meet!
「お噂はかねがね伺っておりました。お会いできて光栄です。」
※紹介された相手との初対面に最適。誠意と親しみやすさが伝わります。
I’m so glad we finally got the chance to meet!
「ようやくお会いできる機会ができて、本当によかったです!」
※「なかなかタイミングが合わなかった」という状況で特に自然です。
カジュアル:
It’s good to finally meet you!
「やっとお会いできましたね!」
※メールや電話でのやり取りの後、初めて対面した場面で最もよく使われる表現です。
I’m glad to finally meet you!
「やっとお会いできて嬉しいです!」
It’s nice to finally meet you in person!
「ついに直接お会いできて嬉しいです!」
※”in person” は「直接・対面で」という意味。オンライン時代に特に重要なフレーズです。
It’s nice to put a face to the name!
「お名前は存じ上げておりましたが、こうしてお顔を拝見できて嬉しいです!」
※メールや書類だけでやり取りしていた相手と初めて会う場面で使う、ネイティブらしい表現です。
(3)友人と久ぶりに会えたときの「会えてよかった」
フォーマル:
It’s a pleasure to see you again.
「またお会いできて光栄です。」
It’s good to see you again!
「また会えてよかったです!」
It’s wonderful to see you again after all this time.
「こんなに時間が経ちましたが、またお会いできて大変嬉しいです。」
カジュアル:
I’m happy to see you after so many years!
「何年ぶりかに会えて本当に嬉しい!」
I’m so glad we could see each other! It’s been ages!
「会えて本当によかった!本当に久しぶりだね!」
※”It’s been ages!” は「本当に久しぶり!」という意味の口語表現。
It’s really nice to see you and catch up!
「会えて、近況を話せて嬉しいよ!」
※”catch up” は「久しぶりに会って話す」という意味。
It’s so good to see you again!
「また会えて本当によかった!」
※シンプルで汎用性が高い。カジュアルからビジネスまで幅広く使えます。
I can’t believe how long it’s been — so great to see you!
「こんなに時間が経ったなんて信じられない、また会えてよかった!」
It feels like just yesterday — I’m so glad to see you again!
「つい昨日のことみたい、また会えて本当によかった!」

⚠️ 文化的注意点
“Nice to meet you” は初対面専用です。再会の場面で使うと「また初めまして?」という混乱を招きます。
✅ 再会・久しぶりの場合 → “Nice to see you again” / “Good to see you”
❌ 再会の場面で “Nice to meet you” → ネイティブには違和感があります
📌 meet(初対面)/ see(再会・知人)の使い分けを意識するだけで、英語の挨拶が一段上がります。
(4)初めて会った相手と別れの挨拶の「会えてよかった」
フォーマル:
It’s been a pleasure to meet you.
「お会いできて光栄でした。」
It was a pleasure meeting you.
「お会いできて光栄でした。」
※ビジネスの別れ際に最も使われる定番フレーズです。
It was a great pleasure meeting you.
「お会いできて大変光栄でした。」
I do hope our paths will cross again.
「またいつかお会いできることを願っています。」
※丁寧かつ品のある表現。フォーマルな場面で使うと好印象です。
I hope we’ll have the chance to meet again soon.
「またお会いできる機会があることを願っています。」
カジュアル:
Nice meeting you.
「会えてよかったです。」
※”Nice to meet you” の過去形。別れ際には過去形を使うのが自然です。
It was lovely meeting you.
「お会いできてよかったです。」
※”lovely” はイギリス英語でよく使われる表現。温かみがあります。
It was really nice to meet you.
「本当に会えてよかったです。」
I was glad we could meet today!
「今日お会いできて嬉しかったです!」
It was so good to meet you!
「お会いできて本当によかったです!」
I really enjoyed meeting you today.
「今日はお会いできて、とても楽しかったです。」
※”enjoyed” を使うことで、単なる挨拶ではなく「充実した時間だった」という気持ちが伝わります。
Thanks for taking the time to meet with me today.
「今日はお時間をいただきありがとうございました。」
※ビジネスの場面で特に自然。感謝の気持ちが伝わる別れの挨拶です。

⚠️ 文化的注意点
別れ際に “Nice to meet you!” と言うのは、実は日本人学習者に最も多い間違いの一つです。”Nice to meet you” は「初めまして」のタイミングで使う表現。別れ際には過去形の “It was nice meeting you” や “It was great meeting you” が正解です。
✅ 別れ際 → “It was nice meeting you” / “It was great meeting you”
❌ 別れ際の “Nice to meet you!” → 「また初めまして?」とネイティブは感じます
📌 出会いの挨拶と別れの挨拶は別物。過去形にするだけで自然なネイティブ表現になります。
(5)出会えて良かったときの「会えてよかった」
フォーマル:
I am pleased to have made your acquaintance.
「お知り合いになれて光栄です。」
It has been a genuine privilege to make your acquaintance.
「お知り合いになれたことは、本当に光栄でございます。」
※”privilege” を使うことで “pleased” より格式が上がります。非常にフォーマルな場面向け。
I consider myself fortunate to have had the opportunity to meet you.
「お会いする機会をいただけたことを、大変光栄に存じます。」
※丁寧さと謙虚さが伝わる表現。ビジネスや目上の人への挨拶に最適。
I am truly grateful for the opportunity to have met you.
「お会いできる機会をいただき、心より感謝申し上げます。」
※感謝のニュアンスが加わった表現。メールの締めにも使えます。
カジュアル
I’m glad we met.
「出会えてよかった。」
I’m so lucky I have met you!
「あなたに出会えて本当にラッキーだと思う!」
I’m so glad I have met you!
「あなたに出会えて本当によかった!」
※「本当に出会えてよかった!」という深い気持ちを表す表現。フォーマルな場でも使えます。
Meeting you has made such a difference in my life.
「あなたに出会えて、人生が変わりました。」
※感謝と感動を込めた、少し深みのある表現です。
I’m really grateful our paths crossed.
「出会えたことに本当に感謝しています。」
※”our paths crossed” は「偶然出会った・縁があった」という意味のイディオムです。
I feel so fortunate to have met you.
「あなたに出会えて、本当に幸運だと思います。」
(6)ビジネスメールの「会えてよかった」
フォーマル:
It was a pleasure meeting you the other day.
「先日はお会いできて光栄でした。」
It was very nice meeting you last month at the conference.
「先月のカンファレンスでお会いできて大変嬉しかったです。」
It was a true pleasure meeting you at the seminar last month.
「先月のセミナーでお会いできて本当に光栄でした。」
I enjoyed meeting you at yesterday’s meeting and talking with you about~.
「昨日のミーティングでお会いし、〜についてお話しできて楽しかったです。」
Thank you for the opportunity to meet — it was truly valuable.
「お会いする機会をいただき、ありがとうございました。大変有意義でした。」
※メールで感謝を伝える際に使えるフォーマルな表現です。
It was great to connect with you at [event name] — I hope we can continue the conversation.
「[イベント名]でお会いできてよかったです。引き続きお話しできれば幸いです。」
※ネットワーキングイベント後のフォローアップメールに最適です。
I really appreciated the chance to sit down with you — your insights were invaluable.
「直接お話しできる機会をいただき、大変ありがとうございました。多くの気づきをいただきました。」
It was a pleasure putting a face to the name — thank you for making the time.
「こうして直接お会いできて嬉しかったです。お時間を作っていただきありがとうございました。」 ※メールや書類だけでやり取りしていた相手に初めて会った後のメールに最適。
カジュアル
It was great seeing you yesterday!
「昨日会えてよかった!」
So glad we got to catch up!
「久しぶりに話せて本当によかった!」
※”catch up” は再会して話す場面の定番カジュアル表現。テキストやSNSでも自然です。
It was so good to see you — we should do this more often!
「会えて本当によかった!もっと頻繁にこういう機会を作ろうね!」
Really glad we got to meet up today!
「今日会えて本当によかった!」
※”meet up” はカジュアルな集まりに使う自然な口語表現。
Had such a great time catching up with you!
「久しぶりに話せて最高だった!」
※SNSやメッセージでも自然に使えるカジュアルな表現。
It was awesome seeing you — let’s not wait so long next time!
「会えて最高だった!次はもっと早く会おうね!」
So happy we got to hang out today!
「今日一緒に過ごせて本当によかった!」
※”hang out” は友人同士のカジュアルな表現。同僚や友人との食事・飲み会後に自然です。
It was so good connecting with you today!
「今日繋がれて本当によかった!」
※”connecting” はビジネスカジュアルでも使える表現。メールの締めにも転用できます。
Always a pleasure seeing you — let’s do it again soon!
「会えていつも嬉しいよ。またすぐ会おうね!」
※定期的に会う同僚や友人への自然な別れの一言。
Glad we finally made this happen!
「やっと実現できてよかった!」
※「なかなか予定が合わなかった」という状況の後に使うと特に自然です。
This was long overdue — so glad we got together!
「もっと早くこうするべきだった。会えて本当によかった!」
※”long overdue” は「もっと早くすべきだったのに」というニュアンス。久しぶりの再会にぴったりです。
(7)恋愛の「君と会えてよかった」
I am the luckiest person to have met you!
「あなたに出会えて、自分は本当に幸せ者だよ!」
I am so thankful to have met you!
「あなたに出会えたことを心から感謝しているよ!」
Meeting you was the best thing that happened to me!
「あなたに出会えたことは、人生で一番幸せな出来事だよ!」
My life has been so much better since I met you.
「あなたに出会ってから、人生が本当に豊かになった。」
※シンプルながら深い気持ちが伝わる表現。日常会話でも使えます。
I can’t imagine my life without you — I’m so glad we met.
「あなたなしの人生は考えられない。出会えて本当によかった。」
Every day with you reminds me how lucky I am that we met.
「あなたと過ごす毎日が、出会えた幸せを改めて感じさせてくれる。」
(8)こちらこそ!の「会えてよかった」
The pleasure is mine.
「こちらこそ光栄です。」
※フォーマルな場面での最も定番の返し。
You too!
「こちらこそ!
※最もシンプルで自然なカジュアルな返し。
Likewise!
「同じく!」
※シンプルでスマートな返し。ビジネスでもカジュアルでも使えます。
Same here!
「こちらも同じ気持ちです!」
※”Likewise” に近いが、よりカジュアル。
Mutual! I really enjoyed our time together.
「お互いに!一緒に過ごせて本当によかったです。」
Absolutely — it was my pleasure entirely.
「もちろん、こちらこそ光栄です。」
※フォーマルな場面での丁寧な返し。”entirely” が誠意を強調します。
I feel the same way — it was wonderful to meet you.
「同じ気持ちです。お会いできて本当によかったです。」
(9) 別れ際の「会えてよかった」

解説:日本語では「会えてよかった」「また会えてよかった」「来てよかった」という言葉を、別れ際の感謝や満足感を表すためによく使います。英語でも同様の表現はありますが、日本語のように一言で済むものではなく、気持ちを具体的な言葉で表現するのが自然です。
It was so good to see you — let’s not leave it so long next time.
「また会えて本当によかった。次はもっと早く会おうね。」
※再会した友人との別れ際に自然に使える表現。”leave it so long” は「こんなに間を空ける」という意味。
I’m so glad you came — it really meant a lot.
「来てくれて本当によかった。すごく嬉しかったよ。
※相手が自分を訪ねてきた場面に最適。感謝と温かみが伝わります。
Today was really special — I’m so glad we got to spend time together. 「今日は本当に特別な時間だった。一緒に過ごせてよかった。」
It was great catching up — we should do this more often!
「久しぶりに話せてよかった。もっと頻繁に会おうね!」 ※”catch up” は久しぶりの再会で話す場面の定番表現。
(10) ばったり会った時の「会えてよかった」

解説:街や職場でばったり会った時、英語では “bump into” や “run into” という表現を使います。「偶然出くわす」という意味で、ネイティブが日常的に使うフレーズです。
It was great bumping into you!
「ばったり会えてよかった!」
※”bump into” は「偶然出くわす」という意味。再会の喜びをカジュアルに表現できます。
What a nice surprise running into you like this!
「こんなところでばったり会えるなんて嬉しいサプライズだね!」
※”run into” も “bump into” と同じく「偶然会う」という意味。どちらも口語でよく使われます。
I can’t believe we ran into each other — what are the odds!
「こんなところで会うなんて信じられない!どんな確率だろう!」
※”what are the odds!” は「なんという偶然!」という驚きを表す口語表現です。
So good to randomly run into you today!
「今日偶然会えて本当によかった!」
※”randomly” を加えることで「まさか会えると思っていなかった」という驚きと喜びが伝わります。
Of all the places to run into you — so glad I did!
「まさかこんなところで会えるなんて、本当によかった!」
※偶然の再会を面白がりながら喜ぶ、ネイティブらしいカジュアルな表現です。

⚠️ 文化的注意点
“bump into” と “run into” はどちらも「偶然会う」という意味ですが、”meet” は使いません。”I met you by chance” は文法的には正しいですが、ネイティブはほぼ使いません。
✅ ばったり会った場面 → “bump into” / “run into”
❌ “I accidentally met you” → 不自然。事故のように聞こえます
📌 “I bumped into an old friend today.” のように日常会話で積極的に使ってみましょう。
(11) オンライン・Zoomで会えた時の「会えてよかった」

解説:リモートワークやオンライン授業が日常になった今、画面越しの「会えてよかった」も重要な表現です。対面とは少し異なるニュアンスを意識しましょう。
It’s great to finally see your face!
「やっと顔が見られてよかった!」
※メールやチャットだけでやり取りしていた相手と初めてビデオ通話する場面に最適です。
So glad we could finally connect virtually!
「オンラインでやっと繋がれてよかったです!」
※”connect virtually” はビジネスのオンライン場面で自然に使えるフォーマル寄りの表現です。
It was so nice to see you on screen — almost feels like we’re in the same room!
「画面越しでも会えてよかった!同じ部屋にいるみたいだね!」
※オンライン会議後の軽い一言として自然です。
Even over Zoom, it’s always great to see you!
「Zoomでも、会えると嬉しいよ!」
※定期的にオンラインで会う相手への温かい一言。
I’m so glad technology lets us connect like this — it was wonderful to see you!
「テクノロジーのおかげでこうして会えるのは本当にありがたいですね。お会いできてよかったです!」
※フォーマルなオンライン会議の締めに使える丁寧な表現です。

⚠️ 文化的注意点
オンライン会議では “Nice to meet you” と “Nice to see you” の使い分けが対面以上に重要です。初めてビデオ通話する相手には “meet”、すでに知っている相手には “see” を使います。画面越しでも同じルールが適用されます。
✅ 初めてのZoom → “It’s nice to meet you virtually!”
✅ 知っている相手のZoom → “It’s great to see you again — even on screen!”
❌ 知っている相手に “Nice to meet you” → 対面と同様に違和感があります
📌 “virtually”「バーチャルで・オンラインで」を添えるだけで、オンライン特有の自然な表現になります。
(12) グループ・パーティーで初めて会った時の「会えてよかった」

解説:パーティーや懇親会など、グループの場での初対面は、1対1とは少し違うニュアンスがあります。共通の友人や同じコミュニティという背景を活かした表現を使うと、より自然に会話が弾みます。
I’ve heard so much about you from [name] — it’s so great to finally meet you!
「[名前]からよくお名前を聞いていました。やっとお会いできて嬉しいです!」
※共通の知人がいる場合の定番フレーズ。初対面の緊張をほぐすのに効果的です。
I’m so glad [name] introduced us — it’s really nice to meet you!
「[名前]が紹介してくれてよかった!お会いできて嬉しいです!」
※紹介してくれた人への感謝と、新しい出会いへの喜びを同時に表現できます。
What a great event to meet new people — really glad we got to chat!
「新しい人と出会えるいいイベントですね。お話しできてよかったです!」
※パーティーや懇親会の場で自然に使えるフレーズ。会話のきっかけにもなります。
It’s always great meeting new people at these events — so glad we connected!
「こういうイベントで新しい人に会えるのっていいですよね。繋がれてよかった!」
※ネットワーキングイベントでよく使われる自然な表現です。
I feel like we could have talked all night — so glad we met!
「ずっと話していられそうな気がする。会えて本当によかった!」
※初対面で話が弾んだ時の、温かみのある締めの一言です。
(13) 立ち寄ってくれた時の「会えてよかった」

解説:“came by”、”drop by” や “stop by” は「ふらっと立ち寄る」という意味です。友人や同僚が予告なしに、または軽い気持ちで家や職場に来てくれた時に使う表現です。「わざわざ来てくれた」という感謝のニュアンスが含まれるため、ばったり会った時(bump into)とは異なります。
It was so nice of you to drop by!
「立ち寄ってくれて本当によかった!」
※”It was nice of you to ~” は「〜してくれて嬉しかった」という感謝の定番表現。温かみがあります。
I’m so glad you stopped by — it really made my day!
「来てくれて本当によかった!おかげで最高の一日になったよ!」
※”made my day” は「その一言・行動のおかげで一日が最高になった」という意味の口語表現。
Thanks for dropping by — it was great to see you!
「立ち寄ってくれてありがとう、会えてよかった!」
※感謝と喜びをシンプルに伝える、最も汎用性の高い表現です。
What a lovely surprise — I’m so happy you came by!
「嬉しいサプライズだった!来てくれて本当によかった!
※予告なしの訪問に対して、驚きと喜びを同時に表現できます。
You should drop by more often — it’s always great to see you!
「もっと頻繁に来てよ!会えるといつも嬉しいから!」
※別れ際に使うと、また来てほしいという気持ちが自然に伝わります。

⚠️ 文化的注意点
日本では「突然訪問する」ことは失礼とされる場合がありますが、英語圏では親しい間柄での “dropping by” はむしろ温かいジェスチャーとして受け取られることが多いです。ただしアメリカでもビジネスの場や関係が浅い相手への予告なし訪問は避けるべきです。
✅ 親しい友人・家族が立ち寄ってくれた → “So glad you dropped by!”
❌ 初対面・ビジネス関係の相手への予告なし訪問 → 事前に連絡するのがマナー
📌 “drop by” と “stop by” はほぼ同じ意味。どちらもカジュアルで温かみのある表現です。
(14) 🇯🇵🇺🇸🇫🇷 文化比較:「会えてよかった」の伝え方
【初対面の温度感】
🇯🇵 日本では初対面に「はじめまして、よろしくお願いします」と、感情よりも状況・関係性を言葉にします。距離感を保ちながら丁寧に挨拶するのが基本です。
🇺🇸 アメリカでは初対面からファーストネームで呼び合い、”Great to meet you!” と明るく感情をオープンに表現します。距離を縮めることが誠意のサインです。
💡 ポイント:フレンドリーさは「失礼」ではない 日本人学習者は、アメリカ人の初対面のフレンドリーさに戸惑うことがあります。でも英語圏では、これは礼儀のひとつです。遠慮せず、明るく “Nice to meet you!” と返しましょう。
【別れ際の「会えてよかった」】
🇯🇵 日本語では別れ際に「会えてよかった」「また会えてよかった」と素直に感謝や満足感を表現します。この一言に感情・感謝・再会への期待が凝縮されています。
🇺🇸 英語では “It was great meeting you!” や “So glad we could catch up!” と、具体的な言葉で気持ちを表現します。日本語のように一言で済む表現はありませんが、気持ちは十分に伝えられます。
【フランス語との三角比較:Enchanté】
🇫🇷 フランス語では初対面に Enchanté(アンシャンテ)と言います。直訳すると「魅了された」。出会いの喜びを詩的に表現する言葉です。
🇺🇸 英語の “Nice to meet you” はシンプルで実用的。感情よりも、スムーズなコミュニケーションを優先する文化が反映されています。
🇯🇵 日本語の「はじめまして」は感情ではなく「状況」を表す言葉。英語・フランス語が感情を表現するのに対し、日本語は関係性の開始を宣言します。
The Takeaway(要点):
「会えてよかった」という気持ちは、英語でも十分に伝えられます。ただし、日本語と違うのは場面によって表現がガラッと変わるという点です。
最も大切な2つのルールを覚えておきましょう:
① meetとseeを使い分ける 初対面には “Nice to meet you”、再会には “Nice to see you again”。この一つの違いを意識するだけで、英語の挨拶が一段上がります。
② 別れ際は過去形にする “Nice to meet you” は出会いの挨拶。別れ際には “It was nice meeting you” と過去形にするのが正解です。
街でばったり会った時、Zoomで顔を見た時、久しぶりに再会した時——どんな場面でも、今日学んだフレーズを一つ使ってみてください。完璧な英語より、気持ちを伝えようとする一言の方が、相手の心に届きます。
Thank you for reading until the end!


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