英語で、justice(「正義」・「善徳」)、justify(「正当化する」)はラテン語のjus(「法律」・「権利」)が由来です。英語でお馴染みのjustも同じ語源で、「正当な理由」・「道徳的に正しい」と言う意味の形容詞です。ですが、副詞としてjustを使おうとすると、11通り以上の用法があります。
副詞のjustは「まもなく」、「丁度」、「単なる」、「わずか」、「やや」を始めとする使い方ができます。また、justを使う事で発言を和らげて「大した事ではない」と言う意味合いを伝えたり、逆に発言を強調したりする事もできます。更には、「小さい可能性」を少しだけ高めたり、ビジネスで何気なく提案する際もjustはよく使います(Nike™︎の“Just Do It™︎“がそうです)。
本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、11通りの用法から理解するjustの意味と使い方60選を紹介します。声のトーンと合わせて、just一つをマスターすると英語が表現豊かになります。