英語でwhenは「ある時点・瞬間」を表します。それに対して、whileは「期間」を表します。また、whileは接続詞と名詞の二つの使い方があります。whileはat the same time「同時に」という風にも訳せますが、althoughやwhereasという意味で使う場合はカンマが必要です。
接続詞のwhileの定番の使い方はwhile + 名詞 + 動詞ですが、名詞を省略するとwhile + INGという形もあります。この時のwhileの前後に来る動詞は場面に合わせて、現在形、過去形、進行形、完了形などなどです。ただし、未来を描く文を作る時はwhileの後にwillは使えいません。この場合は、未来を意味する現在形を使います。while (…) willという文章は不自然に聞こえます。
また、for a whileとin a whileは日本語で「しばらく」・「しばらくの間」という風に訳されますが、英語では意味が変わります。前置詞のforを使うと「しばらく(の期間)」という意味になりますが、inを使うと「ある時点からしばらく時間が経過」した事を示しています。更に、in a whileは「もうしばらくしたら」という意味でもありますので、使い分けましょう。
本日は、例文を通して解説するwhileの意味と様々な使い方45選を、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。