英語のchoiceとchooseの違い、表現と例文69選 | Winner's English - 勝負する英語

英語のchoiceとchooseの違い、表現と例文69選

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choose choice 違い 選ぶ 選択

“Choice is an illusion created between those with power and those without.” 「選択など幻想だ、あるのはただ力を持つ者と持たぬ者だけ。」と、『マトリックス・リローデッド』に登場するメロビンジアンは言っていました。

日本語「選ぶ」「選択する」「決定する」という表現に加え、「チョイスする」と言う表現も度々聞きます。ただ、英語を話す際、直訳してI choiceと言ってしまいがちですが、この表現の間違いが分かりますか?

英語choice「選択」は名詞です。複数形のchoices「選択肢」と訳せます。文章を作る際はmakeの様な動詞が必要です(例:make a choice)。その他にも、to choose(chose/chosen)と言う不規則動詞もあります。choiceと一緒に使う形容詞も多く、chooseと一緒に使う前置詞(for、between、fromなど)も多数ありますので、使い方が少し複雑だと思う方もいます。choosechoiceの正しい使い方を、例文を通して習得しましょう!

本日は、英語のchoiceとchooseの違い、表現と例文69選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が解説します。

1. 名詞のchoice
・choiceの基本的な使い方
・choiceと一緒によく使う形容詞集
・「好みの〜」・「最適な〜」という意味のof choiceの使い方
2. 動詞のchoose
・基本的なchooseの使い方
・「〜から(いくつか)選ぶ」choose fromの使い方
・「〜のため・(誰かの)代わりに選ぶ」choose forの使い方
・「二つの選択肢の中から選ぶ」choose between…and…の使い方
・「二つのいずれかを選ぶ」choose eitherの使い方
・「三つ以上からいずれかを選ぶ」choose amongの使い方
・「〜として選ぶ」choose asの使い方
・「〜をする事に決める」choose toの使い方
3. choiceとchooseを含んだイディオムと表現集

1. 名詞のchoice

choiceの基本的な使い方

You have a choice of 40 colors.
「40色からお選びいただけます。」

I made my choice. I’ll take the red one.
「決めました。赤にします。」

You are not leaving me that much of a choice.
「あなたは私に他の選択を与えてくれないのですね。」
※「他にどうしようもない」という意味になります。

Do I have a choice?
「他にどうしようもないでしょう。」
※皮肉っぽく「他の方法はないでしょう。」という意味になります。

It’s not like I had a choice.
「他に方法があったわけではない。」
※「仕方がなかった」・「やらざるを得なかった」という意味になります。

I don’t have a choice, do I?
「やらざるを得ないでしょう?」

Menu A or Menu B. The choice is yours.
「Aコース又はBコース。あなたの選択次第です。」

You always have a choice.
「好きに選んでいいんだよ。」
※「選ぶ権利はある」という意味になります。

Everyone has a choice you know.
「誰にでも選択の権利はあります。」

With LED lights, there is an infinite number of color choices.
「LEDライトの場合、色の選択肢は無限にあります。」

choiceと一緒によく使う形容詞集

It’s an easy choice between coffee and tea.
「それはコーヒーと紅茶の間で簡単な選択です。」

It’s a difficult choice between Menu A and Menu B.
「メニューAとメニューBの間の難しい選択です。」
a tough choiceとも言います。

To be honest, Tom wasn’t my first choice for the position.
「正直に言うと、トムはそのポジションの第一候補ではありませんでした。」

Tokyo University wasn’t my first choice.
「東京大学は私の第一志望ではありませんでした。」

It was a straight choice between A or B.
「AかBの二者択一でした。」

This restaurants offers a wide/extensive/great choice of desserts.
「このレストランでは、色々なデザートを提供しています。」

They offer a limited choice of desserts.
「デザートの種類は限られています。」

Now that you have all the information, you can now make an informed choice.
「すべての情報を入手したので、情報に基づいた選択を行うことができます。」
informed decisionとも言います。

She made a deliberate choice to live in the suburbs
「彼女は郊外に住むという意図的な選択をした。」

We believe this is the best choice for our children.
「私たちはこれが子供たちにとって最良の選択であると信じています。」

You made a wise choice.
「あなたは賢明な選択をしました。」

– I’ll have the Tiramisu for dessert.
「デサートはティラミスにします。」
– An excellent choice, Sir.
「私もお客様にお勧めする一品です。」

「好みの〜」・「最適な〜」という意味のof choiceの使い方

Champagne is my drink of choice.
「シャンパンは私の好みの飲み物です。」

Freelancing is the career of choice for many people.
「フリーランスは多くの人にとって最適なキャリアです。」

Bufferin is the aspirin of choice in Japan.
「日本では、頭痛薬はバファリンが一般的に選ばれます。」

2. 動詞のchoose

基本的なchooseの使い方

I didn’t choose the restaurant, my wife did.
「レストランを選んだのは私ではなく、妻が選びました。」

Why did you choose this moment to make the announcement?
「なぜこのタイミングを選んで発表したのですか?」

Everyone has the right to choose you know.
「誰にでも選択の権利はあります。」

Thank you for choosing Nippon Airways!
「日本航空をお選びいただきありがとうございます。」

Choose carefully.
「慎重に選んでください。」

Choose wisely.
「賢明に選択してください。」

If you had to choose, would you go for the red one or the blue one?
「選ばなければならないとしたら、赤と青どちらを選びますか?」

「〜から(いくつか)選ぶ」choose fromの使い方

You can choose up to 3 flavors from the selection.
「味の種類から3つまでお選びいただけます。」

There are many sizes and patterns to choose from.
「多くのサイズとパターンからお選びいただけます。」

Choose a dish and a dessert from the menu.
「料理とデザートをメニューからお選びください。」

「〜のため・(誰かの)代わりに選ぶ」choose forの使い方

She chose this jacket for her husband’s birthday.
「彼女は夫の誕生日にこのジャケットを選びました。」

I can’t choose for you.
「私はあなたの代わりに選ぶことはできません。」

Don’t worry about the dress code. An outfit was chosen for you.
「ドレスコードは心配しなくて大丈夫です。あなたのために衣装が選ばれました。」

「二つの選択肢の中から選ぶ」choose between…and…の使い方

He had to choose between going to the Hawaii and going to Guam.
「彼はハワイに行くかグアムに行くかのどちらかを選択しなければなりませんでした。」

I can’t choose between red and white wine.
「赤ワインか白ワインか迷います。」
※選ぶ事が難しいので「どちらにするのか迷う」という意味になります。

Dinner on the flight was a choice between chicken and fish.
「機内での夕食はチキンかフィッシュから選べました。」

「二つのいずれかを選ぶ」choose eitherの使い方

Choose either the Xbox or the PS5.
「XboxかPS5のどちらかを選択してください。」

Xbox or PS. Choose either one.
「XboxかPS. いずれか選んで。」

You have to choose either one of these options.
「これらのオプションのいずれかを選択する必要があります。」

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「三つ以上からいずれかを選ぶ」choose amongの使い方

At Baskin Robbins, we can choose among 31 flavors.
「Baskin Robbinsでは31種類のフレーバーの中からお選びいただけます。」

She was chosen among 200 candidates.
「彼女は200人の候補者の中から選ばれた。」

During the concert, a lucky fan was chosen among the crowd to go on stage.
「コンサート中、観客の中から幸運なファンが一人選ばれてステージに上がりました。」

「〜として選ぶ」choose asの使い方

They chose Tom as leader of the team.
「彼らはトムをチームのリーダーとして選びました。」

Like her parents, she chose medicine as a career path.
「両親と同じように、彼女も職業として医学を選びました。」

I chose this photo as an example.
「例としてこの写真を選びました。」

「〜をする事に決める」choose toの使い方

I chose to work for a small independent company.
「私は独立した小さな会社で働くことを選びました。」

They chose Tom to be the leader of the team.
「彼らはトムをチームのリーダーに選びました。」

I chose not to live in the city.
「私は都会に住まないことにしました。」



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3. choiceとchooseを含んだイディオムと表現集

Given the choice, what would you do?
「このような選択肢が与えられたら、あなたならどうしますか?」

What’s your poison of choice?
「どのお酒をいつも飲むの?」
※「好みのお酒は?」と聞いています。

It’s like Sophie’s Choice!
「どちらも選ぶ事ができない!」
※『ソフィーの選択』はウィリアム・スタイロンの小説(1979年)で、人が下さなければならない非常に難しい決断を指します。どちらの選択も等しく望ましいか望ましくないかという表現です。

Hillary C. or Donald T.? People say it’s a choice between two evils.
「ヒラリーC.かドナルド T.、人々はどちらも選べないと言っていました。」

You must choose the lesser of two evils.
「どちらも最悪だけど、ましな方を選ぶしかない。」
※どちらかを選ぶ必要がある時に、どちらも悪い二つの選択技のうち比較的ましな方を選ぶ事を指します。

I live in the country side by choice.
「私は自らの選択で田舎に住んでいます。」

The dealer’s choice
「ディーラーの選択」
※ポーカーなどで、ディーラーが、ゲームを選択できる形式のやり方です。

The client acted out of choice.
「クライアントは自らの意思で行動に出ました。」

Citizens had to move out of their town through no choice of their own.
「住民は自らの選択の余地なく町を出なければなりませんでした。」

Beggars can’t be choosers.
「物を恵んでもらうのに好き嫌いは言えない。」
※直訳すると、「ねだる人はわがままを言ってられない」という意味になります。

I have no choice but to go along wth the decision.
「私はその決定に従うしかありません。」
※「やらざるを得ない」という意味の表現です。

You must choose a side in this debate.
「このディベートでは、どちら側の意見に付くか選ぶ必要があります。」
pick a sideとも言います。

Me or Tom, which side do you choose mom?
「私かトム、母さんはどっちの味方なの?」

He is very choosy when it comes to restaurants.
「彼はレストランに関してはとてもうるさいです。」
pickyとも言います。

There is little to choose between the two companies.
「どちらの会社も選び辛いです。」

Weapon of Choice – Song by Fatboy Slim
Fatboy Slimの歌のタイトル


The Takeaway(要点):

英語名詞choiceは、「自由意志・自己の判断による選択」を意味します。すると、You have a choiceという表現は、「選ぶ権利がある」・「選ぶのは自由」という意味合いになります。また、否定文のI can’t chooseという表現は「決められない」という意味ですので、「迷っている」という意味合いにもなります。

動詞のchooseは、様々な形容詞と一緒に使う事が多いです。中でも、一番区別しづらいのはchoose fromchoose amongだと思います。些細な違いですが、choose fromの方が選択肢や一覧からいくつかを選ぶ事ができる感じがします。choose amongは一つだけ選べる感じがします。もう一つの違いは、choose fromchoose amongの後に来る名詞です。例えば、choose from the menuと言いますが、choose among the menuとは言いません。choose among the crowdはOKです!

Thank you for reading until the end! And thank you for choosing my blog!

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