日本語で「これまで」と「今まで」を同様に使うことが多いです。しかし、「今まで」はより「現時点まで」を重視した表現なのです。「これまで」はどちらかというと、「継続性」を重視する表現なのです。例えば、「今までどこにいたの?」と言いますが、「これまでどこにいたの?」は不自然に聞こえます。
「これまで」は短い期間の事柄に対してあまり使われないですが、「継続性」に加えて「物事の終わり・区切り」を表現する時にも使えます。例えば、「話はこれまでにしましょう」という風にいいますが、この場合、英語ではuntil nowは使えません。
大丈夫です、英語でもこれらと同じようなニュアンスをちゃんと伝えることはできます。
本日は、「これまで」と「今まで」を英語で使い分けるためのフレーズを、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が45選紹介いたします!