以前の記事で、英語のthenは「当時」という意味で使われると説明しました。その他にも、thenは次の使い方ができます:
①「次に」・「それから」という意味のthenは、時間、位置、物語、または列挙の順序を表せます。after thatやnextと置き換える事ができます。
②「その上」・「更に」という意味のthenは、情報の追加に使います。On top of thatやAdditionallyの代わりなります。
※①と②はどちらも日本語では「そして」とも訳せます。
③ 条件法のif…thenを使うと「そうすれば」という意味になりますので、結果を表す事ができます。In that caseと同じ使い方ができます。
④「その時」という意味のthenは、「当時」とも訳せますが、過去だけではなく、未来の出来事も示せます。At that timeの代わりに使います。
⑤〜⑦ thenを接続詞by、until、sinceと一緒に組み合わせると、「その頃には」・「それまでには」、「それまでに」、「それ以来」という意味として使えます。until thenとby thenの使い分けに気をつけましょう!
⑧ But then (again)は「でもよく考えてみると」・「とはいうものの」などの意味になります。
⑨ 間投詞としてもthenは使えます。会話を終わらせたり、話をまとめたり、結論を出したりする際に使います。
本日は、「そして」「その時」を始め、thenの使い方と例文36選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が解説します。