以前の記事で、等位接続詞を簡単に覚えるFANBOYSを紹介しました。今回の記事では、頭字語FANBOYSのOにあたる、ORのさまざまな使い方について解説したいと思います。
一般的に接続詞ORは、2択以上の可能性や選択を結び付けるために使用されます。日本語では、「A又はB」、「どちらも」、「どちらか」、「どれか」という意味になります。他にも、ORはある行動や状況がもたらす結果を表す事もできます。例えば、now or neverは「今でなければ、次のチャンスは一生ない」という意味の表現になります。or else(「〜でなければ」)という表現にもORは使われます(ちなみに、or else!を文の最後に付け加えるとおどしに聞こえます)。
「又は」という意味から、ORは詳細、説明、言い換えを導入する事ができます。つまり、「別名」、「通称」、「略して」という意味にもなる便利な接続詞です。更に、数字と一緒に使うと、ORは「約」、「〜くらい」、「大体」という意味としても用いられます。
本日は、now or neverの意味と接続詞orの使い方48選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。文の最後に付け加えるorの表現集も覚えましょう!