先日、生徒さんに「“滑りやすい”は英語でなんて言いますか?」と聞かれ、いい質問だと思い本日の記事を書いてみました。その文章の背景を聞いてみたところ、「スキー場で滑りやすいコース」と「凍っているので道が滑りやすい」は同じ表現なのかを知りかったそうです。
確かに日本語では「〜やすい ・易い」は同じ使い方をします。ところが、よく考えてみると英語では他に表現があるのに気付きました。大きな違いは恐らく、日本語の「〜しがち」という表現があるように、ポジティブとネガティブなニュアンスが存在するからだと思います。
英語で「〜やすい ・易い」の万能な言い方はeasy to/easilyです。どちらのニュアンスにも使えるので便利です。tend to/tendency toは大抵「そうなりがち・その傾向がある」に近い意味ですので、ネガティブなニュアンスに聞こえることが多いです。「〜やすい」という意味の表現は他にも色々存在しますので、それらもいくつか見ていきましょう。
本日は、「やすい・易い」を英語で上手に使いこなすための例文を、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が60選紹介いたします。