英語でkind of(アメリカではkindaという風に発音することが多いです)は大きく分けて二つの意味を持っています。一つ目は「適度」を表します。二つ目は「近似」を表します。ただし、この二つのkind ofのニュアンスの他に、意味は似ていても別の使い方を耳にしたことはあると思います。
まず初めに、kindの本来の意味を見てみましょう。この単語を耳にすると、多くの方は「優しい」や「親切な」を思い浮かべると思います。それは何故なら、古期英語のcynd(e)、またはgecynd(e)「自然・生まれつきもっている気質」から由来しているからです。つまり、「同じような気質を持った」と言う意味になりました。これで、kindとkind ofの関連がなんとなく理解できたかと思います。
では、ここからkind ofの意味と使い方をマスターするには、どうしたら良いでしょう?この記事で紹介されている例文を見て、使ってみるのが一番です。ニュアンス別に分けてあるので、これらの使い方を覚えてしまいましょう。
本日は、kind ofの色々な意味と便利な使い方を、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、ニュアンス別に35選紹介いたします。