Winner's English - 勝負する英語 - Page 10

11通りの用法から理解するjustの意味と使い方60選

justの意味と使い方

英語で、justice(「正義」・「善徳」)、justify(「正当化する」)はラテン語のjus(「法律」・「権利」)が由来です。英語でお馴染みのjustも同じ語源で、「正当な理由」・「道徳的に正しい」と言う意味の形容詞です。ですが、副詞としてjustを使おうとすると、11通り以上の用法があります。

副詞justは「まもなく」、「丁度」、「単なる」、「わずか」、「やや」を始めとする使い方ができます。また、justを使う事で発言を和らげて「大した事ではない」と言う意味合いを伝えたり、逆に発言を強調したりする事もできます。更には、「小さい可能性」を少しだけ高めたり、ビジネスで何気なく提案する際もjustはよく使います(Nike™︎の“Just Do It™︎“がそうです)。

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、11通りの用法から理解するjustの意味と使い方60選を紹介します。声のトーンと合わせて、just一つをマスターすると英語が表現豊かになります。

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7通りの場面に合わせたseemの意味と使い方35選

seemの意味と使い方

以前の記事で、apparently「そうらしい」の使い方を紹介しました。その記事では、seemを使って「~らしい」と言う意味の表現がありました。英語seem「(主観的・客観的に見て)〜のよう」「~するように思われる」「~と思われる」「~のように思える」などの意味としてよく使います。It seems soと言うと「そのようですね」と、同意を表す事もできます。

実は、seemの使い方は他にもあります。発言を和らげたりcan’tと組み合わせることで「やってみたけど出来ない」と言う意味も伝えられます。更には、asと組み合わせると「見かけ通り」「見かけほど」と言う表現ができます。

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、7通りの場面に合わせたseemの意味と使い方35選を紹介します。

こちらの記事もどうぞ → Apparentlyと「〜らしい」を英語で表す例文75選

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11通りの場面で使える英語の「大丈夫」の意味合い95選

大丈夫です

日本語で「大丈夫」と言う表現はとても便利で、「間違いなく確かなさま」、「危なげがなく安心できるさま」などの意味があります。それに加え、遠慮したり、物事を断るときにも「結構です」の和らげた意味で使える事を、私も日本に住み始めて知りました。

基本的に、英語「大丈夫」I’m fineI’m OKだけで通じますが、場合によってカジュアル過ぎて少し物足りない事があり、意味がはっきり通じません。例えば、留学先でAre you tired from your trip?と到着したばかりに聞かれて、実際は時差で疲れているのにI’m OKと答えてしまうと街に遊びに連れてかれてしまう羽目になる事だってあります。「大丈夫」と言う意味合いの表現は英語では沢山あり、誤解を招かない為にはこれらの表現を使い分ける必要があります。

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、11通りの場面で使える英語の「大丈夫」の意味合い95選を紹介します。

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英語で「綺麗ですね」を8通りの場面で使い分ける表現66選

綺麗ですね

英語を教える際、生徒達になるべく日本語から訳さないで話す習慣をつけるようにとアドバイスしています。その理由の一つが、単語や表現が直訳出来ない事が多いからです。例えば、「綺麗ですね」と言う表現が日本語ではありますが、場面や背景によって英語beautiful以外の表現が沢山あります。

日本人からの視点ですと、「綺麗ですね」は主に、「見た目がきらびやかな様子」又は「はでで美しい様子」や「よごれがない様子」を表せます。また、「整理された様子」も「綺麗ですね」と言います。英語では、果たしてこれらを日本語の様に一つの単語でくくれるのでしょうか?

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、英語で「綺麗ですね」を8通りの場面で使い分ける表現66選紹介します。

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単数形と複数形を区別しないとどうなるの?英語の名詞50選

複数形と単数形の名詞

日本に住み始めて、初めてファストフード店に入ってナゲットを注文した時に、定員さんに私の注文が伝わらなかった経験があります。カウンターのメニューを確認したら、「ナゲッツ」ではなく、「ナゲット」だと気づき、再度注文したらちゃんと通じました。この時、英語の名詞の複数形単数形は日本語の発音では区別していない事に気づきました。

この様に、英語のスピーキングテストなどで、単数形と複数形を区別しないで話す日本人の受験者は多いです。例えば、日本語では「コンテンツ」と言いますが、英語ではcontentcontentsを発音で区別しないと、意味がまったく変わってしまいます。他にも、日本語の「グラス」の様に、英語のglassなのかglassesなのか区別が付かない名詞は沢山あります。

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、単数形と複数形を区別しないとどうなるの?英語の名詞50選を紹介します。

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「全力を尽くす」と「努力をしない」を英語で表す例文37選

全力を尽くす英語

英語で、That’s the best I can doと言うと、「最善を尽くします」と訳されますが、「これ以上のことは出来ません」と言う意味合いにもなります。つまり、「最高の・期待通りの結果」が出せるとは限りません。では、「全力を尽くす」は英語でどう言うのでしょうか?

まず、「尽くす」は英語でexhaustと言う単語がありますが、「努力」の時には使いません。但し、「全てをやる」・「出し切る」・「やり切る」と言う意味の表現は他にあります。例えば、「ホテルのスタッフは全てのことをしてくれました」は、the staff bent over backwardsと言う表現があります。この様に、場面によって「全力を尽くす」と言う表現は英語で沢山あります。また、その逆の「努力をしない」はどう表せばいいのでしょうか?

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、「全力を尽くす」と「努力をしない」を英語で表す例文37選を紹介します。場面に合わせて使い分けましょう!

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「味」や「体験」を表すtasteの5通りの意味32選

taste of victory

英語の動詞tasteの語源を調べると、古期フランス語のtaster(現在のtâter)から来ていて、「触る」・「撫でる」・「手のひらで軽くたたく」と言う意味です。tasteは「味見する」と言う風にも使われて来ましたが、元の意味は「体験」に近かったのです。日本語でも、「経験」を表す際は「勝利・屈辱を味わう」と言う様な言い方をしますね。更に、taste英語「味」や「体験」だけではなく、「好みも」「センス」を表す事もできます。

しかし、「味」を表す際は、flavorと言う単語もあります。そして、「後味」aftertasteと言います。では、「風味」の場合は何と言うのでしょう?例文を通してflavortasteの違いもこの記事で明らかにしたいと思います。

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、「味」や「体験」を表すtasteの5通りの意味32選を紹介します。ついでにtasteを使ったイディオムもいくつかあります!

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ビジネスの場面でよく使う21通りのgetの表現74選

ビジネスでgetの表現と使い方

以前の記事でgetの基本的な使い方を6通り紹介しました。実はその他に、getはビジネスの場面で句動詞イディオムの一部として良く使われます。つまり、getを使いこなせると色々な表現ができます。

例えば、句動詞のget acrossは、ビジネスでは良く「相手に(意味・考えなどを)分からせる、理解させる」と言う意味で使われます。また、イディオムのget back toは「(場所に)戻る」と言う意味に加え、「改めて連絡する」と言う風にも使われます。この様なgetを使った表現はまだまだあります!

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、ビジネスの場面でよく使う21通りのgetの表現74選を紹介します。前置詞の使い方はついでに覚えましょう!

この記事が読み終わったら、こちらもどうぞ → get、fetch、bringの上手な使い分け方42選

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get、fetch、bringの上手な使い分け方45選

get bring fetchの違いと使い方

英語の動詞getは、軽動詞、句動詞の一部、イディオムの一部として使われるので、実に何百通りの使い方があります。その中でも「getの基本的な意味は、bringfetchとどう使い分けるの?」と、(特にプログラミングの仕事をしている方に)良く聞かれますので、この記事で明確にしたいと思います(takeもありますが、それは別の記事で説明しています!)。

単純に違いの説明をすると次の様になります:
・get: 受け取る、受ける、得る、もらう、など

・bring: 持ってくる、(人を)連れ込む・連れてくる、持ち運ぶ、など

・fetch:(物を)取りに行く、(人や物を)探しに行く

getはmakeやhaveの様な軽動詞ですので、場合によってbringfetchの代わりに使うことができます(この記事では🆗で記してあります)。

しかし、これだけですと、getbringfetchを使いこなすのはまだ難しいと思いますので、例文を通して、イメージしながら徐々にマスターしていきましょう!

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、get、fetch、bringの上手な使い分け方42選を紹介します。

takeの使い方はこちらの記事になります → 例文で覚える「軽動詞」takeの表現とイディオム115選

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backとreturnの使い分けが理解できる例文85選

backとreturnの違いと使い方

英語でbackreturnの使い分けが難しいと生徒によく言われます。使い方によって、全く同じ意味だったりしますが、動詞として扱うと意味が異なります。日本語から単語だけ直訳してしまうと、その違いがはっきりしなくなります。

returnは基本的に「戻す」と言う意味ですが、動詞のbackは「支持する」と言う意味になります。つまり、「戻ってきます」はI will backではなく、正しくはI will returnになります。映画「ターミネーター」の名言、I’ll be backbe動詞が必要です(I will returnの方が丁寧な言い方になります)。

英語backは、句動詞の一部としてよく使われます。つまり、back副詞としてよく使われます。また、backから始まる句動詞も沢山あります。

本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、backとreturnの使い分けが理解できる例文85選を紹介します。

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