英語を教える際、生徒達になるべく日本語から訳さないで話す習慣をつけるようにとアドバイスしています。その理由の一つが、単語や表現が直訳出来ない事が多いからです。例えば、「綺麗ですね」と言う表現が日本語ではありますが、場面や背景によって英語のbeautiful以外の表現が沢山あります。
日本人からの視点ですと、「綺麗ですね」は主に、「見た目がきらびやかな様子」又は「はでで美しい様子」や「よごれがない様子」を表せます。また、「整理された様子」も「綺麗ですね」と言います。英語では、果たしてこれらを日本語の様に一つの単語でくくれるのでしょうか?
本日は、ネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、英語で「綺麗ですね」を8通りの場面で使い分ける表現66選紹介します。