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英語の現在進行形の基本文法を始め、10通りの使い方50選

present continuous 現在進行形 使い方

アプリやゲームソフトの更新をすると、Downloading…と表示されます(It’s downloadingの略のようなもので、日本語では「ダウンロード中。。。」と訳されます)。これを進行形と呼ばれていています

英語の現在進行形(Present Continuous tense又はPresent Progressive tense)は基本的に「今起きている出来事」「~をしている最中」を表す時に使います。話している瞬間に起きている出来事を表します。例えば、こんな文章になります:

(Right now,) you are reading a blog article about the present continuous tense.
「(今、)あなたは現在進行形についてのブログ記事を読んでいる最中です。」

また、TOEICなどの英語のテストでは、1枚の写真を見て、写っている出来事について適切な文を選ぶ問題があります。例えば、こんな文章です:

The woman is walking in the snow. 
「女性は雪の中を歩いています。 」

これに加え、現在進行形は他にも、次の様な事を表現できます:

  • 今後の確定している計画や取り決め
  • 特定の時間の前後で起きていること
  • 一時的に起きていると思うこと
  • 今までとは違う新しい今の習・状況・トレンド
  • 進化・変化・発展し続けていること
  • 物語・逸話を語る
  • 何度も繰り返し起きていること
  • 二つの出来事が同時進行していること
  • 仮定法で使う現在進行形

どの使い方でも文の形は、BE動詞の現在形 +動詞の現在分詞(-ING)になります。

ただし、動詞の種類ですが、現在進行形は主に動作や変化を表す動詞(動能動詞)を使います。つまり、考え、意見、気持ちや感情を現す動詞五感に関連する動詞現在進行形では滅多に使いませんI’m thinkingの様な例外はあります)。ここは現在形との大きな違いの一つです。

本日は、英語の現在進行形の基本文法を始め、10通りの使い方50選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が解説します。

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習慣や事実を始め、現在形の使い方(仮定法まで)70選

simple present tense 現在形の使い方

英語の現在形(simple present tense)は、主に二つの使い方がります。一つ目は「習慣」「頻度」を表します。二つ目は「定期的に起こる出来事」を表します。これらに加え、現在形は、「事実」も述べることもできて、「未来の出来事」も表せます。更にもう一つ、物語を語ったり映画や本の要約の時に使われます。BE動詞を使う事で「動作」ではなく、「状態」や「特徴」を描けます。

現在形で「頻度」を表す時は、質問のHow often…?に対して、always、usually、sometimes、seldom、rarelyなどの副詞を伝います。また、「習慣」や「事実」を表す現在形は、「一般事実や習慣を表す」仮定法(Zero Conditional)と「何かが起こり得るときに使う」仮定法(First Conditional)の二つと一緒に使います。現在形の基本的な使い方をしっかり理解できると、この二つの仮定法も使えるようになります。

本日は、「習慣・事実」を始め、現在形の使い方(仮定法まで)69選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が解説します。まずは現在形の基本をおさらいしましょう!

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「以前・昔は」を始め、used toの意味と使い方33選

used to 使い方 意味

英語で、I used to play football in collegeと言われたら、なんと理解しますか?この場合、その人は「大学時代はサッカーをやっていました。」と言っています。この様に、used toを使う事で、特定のことが過去に常に起こったか、真実であったことを示します。また、それはもはや起こらないか、もはや真実ではない事を表します。ただ、used toの別の使い方があります。

そのもう一つの使い方は、BE動詞がused toの前に来ると、「〜に慣れている」・「〜に慣れていない」と言う状態を意味します。例えば、I am used to flying to France every monthは、「私は毎月フランスに飛ぶことに慣れています」と言っています。BE動詞の代わりにgetを使うと、「〜に慣れる」と言う意味になります。例えば、I’ve gotten used to flying to France every monthは、「毎月フランスに飛ぶことに慣れました」と言っています。つまり、慣れるのに時間がかかった事も意味に含まれています。

本日は、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が、「以前・昔は」を始め、used toの意味と使い方33選を紹介します。wouldとの使い方も最後に説明します。

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fastの元の意味は「断食」?朝食に関連した英語30選

fast 意味 breakfast 断食

最近、断食をすすめられ、健康の為に始めました。YouTubeで有名なDr. Eric BergDr. Mindy Pelzによると、16:8の割合がキツくなく、やりやすいそうです。16時間は断食をして、残りの8時間は昼と夕食(あるいは朝食と昼食)の2回食べます。私は朝食(breakfast)を抜いています。

英語では、断食をする事をto fast(「断食」はfasting)と言いますが、形容詞のfast「速い」との関係があるのか知りたく、語源を調べました。そこから色々発見があり、朝食に関連する英語(単語、表現やイディオム集)について記事を書こうと思いました。役にたつ朝食に関連するやり取りもいくつかシチュエーション別で書いてみました。この記事を読めば、quickとfastの違いも明らかになりはずです。

本日は、朝食に関連した英語30選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。まずはbreakfastの元の意味から見ていきましょう。

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「なるほど・そういうことか」を意味する英語の表現61選

I see なるほど 英語

日本語「なるほど」・「そういうことか」という表現をよく使います。英語で同じ表現をしたい時は、最初に思い浮かぶのがI seeかと思います。大抵は、それまで分かっていなかった知見を得た時や、理解した時の反応を表します。 すると、I seeは間投詞ですので、日本語の「なるほど」と同じく、トーンによって感情と意味の伝わり方が変わります。

大抵のシーンでI seeが使えます。それは「理由が見えている」「答えが見えた」などの意味があるからです。ただ、I seeを使い回すと、例えばビジネスのシーンではかなりカジュアルに聞こえてしまう事があり、トーンを間違うと失礼に聞こえてしまう事があります。また、相手のジョークが理解できた時にI seeを使うと、相手が滑った感じになってしまいます。

ネイティブ・スピーカーはI see以外に、Oh!Ah!Uh-huh…のような感嘆を表す言葉もよく使います。場面や感情によってこれらの音を伸ばしたり、トーンを上げたり下げたりします。これらは日本人にとって少しぎこちないところがあるので、習得するには少し時間がかかります。ですので、トーンを気にせずにはっきり言いたい事が伝わる使いやすい表現も覚えましょう!

本日は、英語で「なるほど・そういうことか」を意味する表現61選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。

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「本来」の8つの使い方と意味合いが近い英語の表現集90選

英語 本来 originally

先日、生徒に「英語で“本来”ってどう言いますか?」と聞かれました。私はとっさにYou can say “originally”と答えましたが、文脈によってこの単語だと合わない事があるのに気づきました。また、originally「元は」「以前は」という意味になってしまうので、現状を表す「本来」とは意味がズレることがあります(この記事のアイキャッチ画像の吹き出しのように)。

単語だけを直訳すれば確かに「はじめからその状態であること」、「もともとそうであること」という意味になりますが、日本語では「本来」はもっと幅広い意味で使われています。

基本的に、日本語の「本来」は、「元来」、または「それが当たり前であること」を指しますが、「本質的」「天性」「当然」「通常」「正式」、「現状」などの意味合いとしても用いることができます。ですので、それらの意味に最も近い英語の単語と表現があります。

本日は、「本来」の8つの使い方と意味合いが近い英語の表現集90選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。

ついでに、「本来の〜」と一緒に使う確率が高い名詞集も覚えましょう!

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「許可」・「承認」・「認可」に関連する英語の表現70選

許可 承認 認可 英語

日本語で「許可」・「承認」・「認可」などを耳にすると、「ゴーサイン」という表現が思い浮かびますが、これは和製英語の一つで、ネーティブスピーカーは使いません。「ゴーサイン」に一番近い英語の表現the green-lightthe go-aheadになります。もっと一般的に、「許可」・「承認」・「認可」を英語で表すには他の動詞と名詞があります。これらをマスターすると、「禁止」に関連する表現も作れます。

英語「許可を得る」と言いたいときは、大抵、ask、get、obtain、requestやreceiveなどの動詞と一緒に使います。「許可を与える」と言いたいときは、give、grant、provideを使います。「許可が必要」と言いたいときは、need、requireを使います。また、単語によってhaveを使うこともあります。ただし、collocation(よく一緒に使われる単語の組み合わせ)には少し気をつけましょう!

本日は、「許可」・「承認」・「認可」に関連する英語の表現70選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。ついでに、let、allow、can、could、mayを使った「許可の得方」も学びましょう!

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場面別で「頑張って」・「頑張れ」を英語で伝える表現64選

頑張って 頑張れ 英語

日本語で、何かを成し遂げようとして努力をしている人に「頑張って!」、「頑張れ!」と声を掛けます。夢に向かって走り続ける人や、辛い我慢を粘り強く続ける人勉強している人など、様々な場面で相手を応援する際に使う万能な語句ですが、英語では同じような表現はあるのでしょうか?日本語の「ファイト!」に近い表現は沢山あります。

英語では、「頑張って!」と言う掛け声は、Do your best!が最初に思い付くと思いますが、日本語とは少し視点が変わって、どちらかと言うとI support you!「応援しているよ!」、I believe in you!「君を信じてるよ!」などの方が多いです。また、根気強く努力を続ける人にはBe persistent!などの表現があります。これらはカジュアルな言い方ですので、ビジネスでは同僚を応援するときに使いますが、目上の人にはあまり使いません。丁寧なビジネス表現はその為にあります。

本日は、場面別で「頑張って」・「頑張れ」を英語で伝える表64選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。

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限定詞both、eitherとneitherの違い34選

both either neither 違い

You can load the boxes on either side of the truck「トラックの両側に箱を積み込むことができます」と言われたら、何故both sides of the truckと言わないのか疑問に思った事はありますか?日本語に訳すと、どちらも「トラックの両側」と言うふうに訳されます。その為、eitherbothの使い分けに迷う方は珍しくないと思います。また、相関接続詞either A or Bneitherを使った様々な表現は、以前の記事で紹介しましたが、今回は限定詞としての使い方に特化したいと思います。

限定詞とは(determiner, determinative)とは、すぐ後に来る名詞や名詞句を修飾する語の一種です。主によく使われるのは、a やthethisthat、やmyyourなどの代名詞、muchmanyなどなど、沢山ありますが、実は、both、either、neitherも限定詞として使われます。これらは「両方とも」「どちらか」「どちらでもない」と言うふうに単純に訳せます。ただし、全体の文章によって使い方が異なります。また、後に来る名詞が単数系か複数形かに注意を払いましょう!

本日は、限定詞both、eitherとneitherの違い34選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。ついでに、both of、either of、neither ofもマスターしましょう!

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例文で理解する法助動詞canとcouldの違い53選

canとcouldの違い

英語で、法助動詞のcanとcouldの違いがなんとなくハッキリしないとよく言われます。確かに、どちらを使っても文の意味が同じになるケースが多いです。両方とも「可能性」を表すような気がしますし、「許可を得る」時にも使えそうです。また、couldcanの過去形だと言うことも教わったかも知れません。共通点は多いですが、ちゃんと使い分ける事ができます。

まず、cancould「能力やスキル」を表します。ただしこの場合、could「過去にできた・できなかった事」を表す時に使います。次に、cancould「可能性」を表します。canは「起こらないよりも起こる可能性の高いシナリオ」を表し、couldの方は「可能性が低い又は無いシナリオ」を表します。その他にも、許可要求提供提案を表しますが、couldの方がより丁寧に聞こえます。また、You can’t~は禁じたり、拒否をしたりする時に使います。

本日は、例文で理解する法助動詞canとcouldの違い53選を、講師として18年以上の経験を持つネイティブ・スピーカーで異文化コミュニケーションの専門家(米・仏・日)である筆者が紹介します。最後には、mustを使った表現も紹介します!

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